憂国の士
今日7月1日の新聞に、仙谷当時官房長官に恫喝された経産省大臣官房付の古賀茂明氏のインタビューが出ていたので興味を持って読みました。見出しは「政治主導失敗 官僚の利権拡大」とありました。抜粋して記します。
“現役の経済産業省の官僚でありながら、現政権や「霞ヶ関」のあり方を批判し続けている異色の官僚がいる。・・。民主党が掲げる政治主導は失敗し、その裏で官僚が利権拡大に走っていると指摘する。
古賀氏の主張の根幹にあるのは「官僚が国民のために働く仕組みになっていない」との思いだ。
古賀氏が掲げる改革案は、・・・。縦割り人事と年功序列を改め「国民のために仕事をしたかどうかで評価する制度」を求める。
政治主導を進めるとして政権交代をしたを果たした民主党については、「官僚抜きで政策を進めようとして失敗した。結局、多くの分野で官僚が好き放題やっている」と指摘する。
管直人首相に対しても「人気とりで政策を選んでいる」と批判的だ。
また、菅政権が進めるエネルギー政策に関して、天下りに象徴される官僚と電力業界のもたれ合いの構造を解消しないままでは、政府が原発の安全性を強調しても国民は信じないと強調した。
東京電力福島第1原発事故の対応の遅れも「政治主導の失敗などの問題が凝縮して現れた」とした。
古賀氏は6月24日に経産省から退職勧奨を受けたが、海江田氏の真意を確かめたいとして態度を保留している。”
政官の中枢に所属する人の恫喝や権力を恐れない発言ですから、まことに傾聴に値するものと思います。
私のような者は、こうした権力を恐れない憂国の士をどうしても応援したくなるのです。
それに引き替え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ガンバレ古賀茂明さん!