日本のリーダー
日本のリーダーについて今日(5日)の産経新聞より抜粋。
“一連の「橋本ブーム」をケビン・メア元米国務省日本部長は「今までの政治に、不満があることのあらわれだ」と分析する。
「首相の資質として国際交渉能力、外交能力が如何に重要か。首相に『なれる』と『務まる』はまったく別だという認識が、マスコミも国民も欠落している」と指摘するのは元小泉純一郎首相の政務秘書官飯島勲氏だ。
「首脳会談で最初の10分から20分で相手の大きさ、重さ、容量などの判定がつく。落ち着きが大事だ」
さらに、国のリーダーには①先見性②説得力③判断力④国際性 に加え「総合的な人間的魅力」が必要だと指摘するのは中曽根康弘元首相。
続いて中曽根氏は、野田内閣の2閣僚の問責決議について「閣僚の選抜に失敗してる。閣僚には能力と同時に人間的修養の深さが必要なのに計算に入っていない。それが鳩山政権以来如実に表れている。
やっぱり歴史とか伝統、国家観、政治家としての修行だね・・・。そういうものがない政党としての浅さが出ている。”
どうでしょう?何処の誰にも通じることが多々述べられていると思います。特に「歴史、伝統、国家観」というものは政治家だけでなくとも日本国民には必要だと思うのです。付け加えて、私はリーダーには責任が取れる決断力が必要だ思います。
興味のある方は今日の産経新聞をお読みください。
期待すること
元旦は7:00から修正会、午後から例年のように教え子知人が来宅、24:00近くまで飲食を共にしました。2日は前日の飲酒が少し残り午前中ダウン。午後賀状の整理後、母の所へ家内、娘と訪問等。
3日は午前中門徒総会で事業報告等の後新役員選出、その後新年会ということで飲食。13:00頃家内と娘は鳥羽に出発、私は14:00からライスボウルをうつらうつらとしながら視聴、これが昨日までの様子。
いよいよ今日(4日)から目をしっかりと覚まさないといけません。
振り返ってみると09年の総選挙に於いて政権交代がありました。その後の結果は、民主党のマニフェストが空手形であったことが明確になり国民の中に閉塞感がつのりました。
そんな折、東日本大震災が発生しました。ここでは日本人の「絆(優しく思いやりのある心の繋がり)」が確認され一縷の望みを感じました。でも、そうした国民の心を一つにするリーダーは不在です。
大阪市長選挙では20万票以上の差をつけて橋下徹市長が誕生。その彼は市職員を「税金をむさぼるシロアリ」と批判、「民意を無視する職員は去ってもらう」と公言。
府民、市民は、職員組合にも一人で臨み論破してゆく彼の実行力に期待と信頼を置いたものと思います。
1000兆円を超える借金を抱えた日本国に求められている真のリーダーは、彼の様な実行力のある人物です。かといって、しがらみのある既成政党に所属している人物にそれを求めることは絶対に無理でしょう。
多少なりとも人物はいるとおもうのですが、それをやるには以前から云っているように私は政界の再編しかないように思います。
今年こそ政界再編を是非成し遂げていただきたいものと期待をしています。
新年
人の生を受くるは難しく
やがて死すべきものの
今 命あるは有り難し 法句経
新年 明けましておめでとうございます。
昨年3.11の未曽有の大震災と近畿地方に大きな爪痕を残した台風12号は忘れることは出来ません。
今は一刻も速い被災地の復旧復興と日本国の復活を願うばかりです。
今後も内政外交共に困難が続くものと思われますが、心を一つにした「絆」を大切にしてゆきたいものです。
本年も宜しくお願いい申しあげます。 元旦