国歌斉唱
今日(25日)の朝刊には県立高志望状況が出ていました。滋賀県の高校進学志望は99.1%とありました。高校教育はもはや義務教育と言っていいでしょう。
各校とも入学試験シーズンが始まると、前後して学校行事で最も重要で厳粛な卒業式が行われます。そこで、東京や大阪で問題となっている国歌斉唱の時起立しない人について触れたいと思います。以下に今日の産経新聞への投稿を記します。
“「起立」がなぜ出来ないのか
専門学校生 難波 渚 19
卒業式や入学式などの学校行事のさい、国歌斉唱時には起立するように大阪府教委が府立高校などの教職員に命令した。「今更何を」と思う。そんな人が「先生」と呼ばれる公立学校の教育現場が情けない気さえする。
国旗、国歌に反対する教職員が後を絶たないが、「そんなに国旗や国歌が嫌なら、なぜ公立学校の教師になったのか」と問いたい。私立学校より給料が高く、定年まで身分が安定しているからだろうか。
私は私立学校に通っていたが、先生も親も生徒も、全員起立するのが当たり前だった。個人の思想は尊重するが、学校行事の場で、反抗的な態度を取って雰囲気を乱す教職員の考えはまったく理解できない。
心の中で国旗、国歌に不満や敵意を抱いていても、「起立」の声が上がれば数分間我慢して立っていればいい。国歌斉唱は口をパクパクさせればいい。
まず、ルールを守るのだ。 (神戸市西区)”
これを読まれた読者の皆様はどの様にお考えでしょうか。私が現職の時代、国歌斉唱の時に起立しない教師はいませんでした。しかし、来賓の方で起立されない特定の方を何度も見てきました。
10年程前、知人が彦根の某公立高等学校の卒業式に参列したとき、起立しない教師の所に行って起立を促したらその人達は立ったと云っていました。
公立高等学校には国旗国歌に反対する高教組の教職員を指導できない管理職が多いのかも知れません。