モラルは?
去る13日の朝、近江八幡に映画「山本五十六」を見に行く途中とても気になる光景を目にしました。
新川の東側の道路で、京都町橋を越えてしばらくすると白いものが道路脇に見えました。車を止めて見てみると写真の物体です。斜面の下にもあります。
見てみると家庭から出たものばかりです。この様に家庭のゴミを袋に入れて新川のここにわざわざ捨てに来るのです。こうした光景はこの新川の両岸では度々目にします。夏に雑草が成長するとさらにひどい状況です。
此所だけでなく日本国の各地で見かける今日の光景ですが、日本人のモラルはどうしてここまで低下したのでしょう?彼らに良心はないのでしょうか?あまりにも悲しい現実です。
もしや幼児でもいる家庭ならば子どもの教育をどの様に考えているのでしょう?こうした人間を育てたのはまぎれもなく彼らの親であり社会です。まことに悲しい限りです。
V・プレミアリーグ
今日(15日)「長浜パンサーズ」は10:00に長浜小学校体育館での練習を終了。後かたづけの後、10:30にバスで(子ども22名、大人16名計37名)枚方市のパナソニック・アリーナへ向かいました。
V・プレミアリーグ、パナソニック・パンサーズ 対 FC東京の試合を観戦すると共にパンサーズを応援するためです。
ゲームは13:00丁度に始まりました。試合内容は大接戦で最後までどちらに転ぶか分からないものでした。写真は昨日今日と最も活躍した福沢君のスパイクです。
清水邦広君のジャンピングサーブです。彼はいつもの切れが無く少し疲れがあるように感じました。
フルセットの末かろうじてパンサーズが勝利し、これで4連勝になります。FC東京も守りがよくとても洗練されたチームでこれからが楽しみです。
今回参加した子どもたちのパナソニック・アリーナ前での集合写真です。
今日は一試合のみでしたが、子どもたちも保護者の皆様も真剣な応援を通して、バレーボールの醍醐味を味わっていただいたものと思います。特に第5セットは手に汗握る戦いでした。
19:00前に市役所前に帰り、子どもたちは保護者と帰路に着きました。
最善最強?
昨日はキリスト教では受難の日といわれる「13日の金曜日」でした。そんな日に野田首相は内閣改造を発表しました。
組閣4ヶ月で改造する野田氏は、「先送りできない課題を推進する最善かつ最強の布陣をつくるための改造だ」と強調しました。
はたしてそうでしょうか。今最も重視するべきは内政(復興と景気回復)と共に外交と防衛です。
その防衛大臣を見たとき、素人の一川前大臣の後釜がまたぞろ素人の田中直紀氏とは驚きです。今までその方面のことでは聞いたことがありません。おそらく輿石のはめ込んだ人事だと思いますが、野田氏の本気度を疑います。
民主党にも防衛問題についてのエキスパートがいると思います。例えば長島昭久氏や渡辺周氏であれば、「野田本気だなァ」と国民も納得するでしょう。しかし今回の人事を見れば受難の人事となるのではないかと今から心配です。
結局、明日の日本国のためには衆院解散とその後の政界再編しかないように思います。
山本五十六
今朝(13日)8:30頃の米原発の電車に乗り近江八幡に行きました。映画「山本五十六」を見るためです。映画を見るのは「武士の一分」以来だと思います。
2時間半があっと云う間に過ぎてしまいました。内容は素晴らしく、まるで今日の日本国の政治状況を映し出しているようでした。
と言いますのは、日米開戦を根拠を持って反対する山本五十六でしたが、内閣はもとより軍のトップやメディア・国民全てが一体となって戦争に突入して行きました。その時先を見通す真のトップリーダーがいなかったことです。
あの時、山本五十六が海軍大臣か軍令部総長であったらと思うばかりです。彼は日米の国力の差を熟知し三国同盟にも反対しました。しかし開戦に至れば終戦もしくは講和を念頭に置き見事にその責任を全うします。
思ったことは、結局官僚の言いなりになった内閣と軍部、さらにそれを煽るメディアや国民の姿です。09年の総選挙を思い出すと共に今日の国内状況を見ているようでした。
ちなみに、軍神山本五十六は「米百俵」で有名な小林寅三郎が「教育を広め、人材を育すれば国家百年の計が建てられる」の精神に基づいて設立した「国漢学校」の系譜から育った人物です。
小林寅三郎無くば軍神山本五十六はいなかったかも知れません。改めて先を見通す真のリーダーと教育のすごさを思うことです。
ご縁
昨日(11日)17:00過ぎ出先から帰宅すると、家内から「福岡県の○○さんから電話があったが知っている人?」とのこと。まったく心当たりがなくこちらから電話をさせていただきました。
聞いてみると、12月半ば過ぎにこのブログで記載した「金子堅太郎」の掛け軸についての問い合わせでした。
用件は、「自分は詩吟をやっている者だが、脇阪さんのブログにあった金子堅太郎さんの七言絶句を読めるように漢字で書いたものはないか」とのことでした。
3年前に宮前町の「清水眼鏡店」の故清水正広氏に書いていただいたものがありますので早速FAXでお送りしました。しばらくするとお礼の電話がありました。
現代日本国建設の大功労者の一人である金子堅太郎のことを、氏の地元である福岡県でもあまり知られていないとのことでした。是非広く知っていただくようにお願いしました。
ちなみに金子堅太郎氏とは
ハーバード大学を卒業し、法学士の学位を受領。帰国後大日本帝国憲法制定に尽力。日露戦争開戦と共にアメリカに渡航。難航するポーツマス会議を打開すべく、学友であった大統領セオドア・ルーズベルトに面会。大統領の援助を受けて、日露講和条約締結に結びつけた人物です。
福岡(柳川)というと父の里でもあり何か不思議のご縁を感じました。それと共に思わぬ所でブログを見ていてくださることに驚きました。
独裁
今日(10日)の産経のコラム「正論」には田久保忠衛氏が「大衆迎合では『激動』乗り切れぬ」の見出しで記されていました。抜粋して記します。
“・・。「アラブの春」からロシアで起きている「モスクワの冬」に至る各国の抗議デモは、それぞれの事情があるものの、「反独裁」は共通しているだろう。
・・・。対照的に指導を忘れて、国民目線を追い求める競争に入った日本政治に対して、強い抗議を申し入れたい。
・・・・。独裁への抗議が強まる世界的な傾向とは逆に、日本では人々のエゴイズムにおもねる民主政治の末期的症状が顕著である。
目は外に向かず、選挙での票目当てに、人々の顔色を見て注文取りに走る政治家は少なくない。外交は事務方のお膳立て通りに、その場を凌ぐのに精一杯のように見受けられる。
外交・防衛の決定力の基礎である国際情勢の流れが分かり、日本の戦後体制がそれに合っているかいないか公言でき、外交と軍事は同じコインの裏表という現実が理解できるー3つの条件に合致する政治家があまりに少ないのに愕然とする。
独裁者の持つ指導力と決断力をむしろ必要とするのは日本の政治家ではないか。”
近くの北朝鮮や中国のような独裁は許されませんが、市民への願いを持った独裁は必要です。石原都知事や橋下市長は市民への熱い願いを持っています。その実現に向けて抵抗勢力と闘っています。それこそが政治家の姿であるはずですが、目につくのは利益誘導を目的とする政治屋ばかりです。
「願いがあればエネルギーが泉の如く湧き出てくる」とは我が師匠の言葉です。今こそ国政を預かる人達はしっかりとした国家観を持って事に臨んでいただきたいものです。
復帰?
数日前、吉本興業社長が島田紳助の復帰について「全社員、全タレントが信じています」と述べました。この事について私見を述べたいと思います。
社長は観測球を揚げたのだと思いますが、復帰などあってはならないことだと思います。彼は、過去に女性マネージャーに暴言、暴力をふるい2ヶ月の謹慎処分を受けたことがあります。
他にも幾つかの暴言、暴力の事実があります。そんな時必ず最初は否定し証拠が出ると直ぐに涙を流して謝罪をします。彼はチンピラであって、男らしさはまったくなく極めて卑劣な人間の代表です。
今回の件についても、紳助は「暴力団との親密な交際の証拠があれば腹を切る」とはっきりと語っていました。証拠が出た後腹を切ったでしょうか。何処か遠くに逃げ出したのではなかったでしょうか。彼が男であり本当に腹を切ったのであれば今回のような話が出るはずがありません。
今日のテレビ番組は如何にも芸人中心のバラエティー番組が多く、私はほとんど見ることはありません(「そこまで言って委員会」は見ます)。現状が続くようであれば日本人の多くが白痴化しそうに思えてなりません。
吉本興業の社長は「良くも悪くも門を叩いてから死ぬまで“吉本の子”」と言っています。本音は紳助がいないことによる減収が大きく、この観測球を揚げたと思われても致し方ないでしょう。
社会に(特に青少年)影響力のある吉本興業であるならば、まず芸人の人間教育をしっかりとしてから舞台に出すべきです。今の状況ではやがて・・・・と思います。
新成人
今日(8日)13:00からロイヤルホテルに於いて「平成24度新成人を祝う集い」が開かれました。
毎回のことですが式の前中共に騒がしい状況でした。これも致し方ないことだと思っています。何故なら彼らは何年ぶりかの再会で懐かしさと積もる話もあろうからです。
式は3.11被災者への黙とうから始まり、次いで国歌斉唱、市長式辞、議長祝辞、来賓紹介、新成人代表による誓いの言葉で終了しました。その間約25分でした。
願うことは、彼らの様に若い時代に思いっきり五感を磨くと共に第六感(直感力?)を磨いて欲しいということです。そして彼らの中から、近未来の長浜市、いや日本国のリーダーが育ってもらいたいと念じています。
石原慎太郎東京都知事や橋下徹大阪市長が今日日本のトップリーダーとして多くの人に認めています。しかし、彼らは勉学のみで今の地位に得たものとは思いません。
石原氏はヨット、橋下氏はラグビーのトップアスリートです。こうした競技だけではなく青春時代に今に生きる様々なことを学んだことと思います。
人間は若い時に様々な体験をしてこそ後の人生が大きく開けるものです。是非五感と第六感をみがいてもらいたいと思うばかりです。その後に広い知識と見識、そして胆識が備わるものと思います。
頑張れ!新成人。
日本のリーダーⅡ
1月5日、「Theリーダー」について産経新聞がケビン・メイ元米国国務省日本部長にインタビューをしています。抜粋して記します。
“鳩山政権について「日米の安全保障体制での対応を含め、いろんな事で問題を起こした。・・。日米安全保障体制の基盤をあまり理解していないと感じた。」
選挙があるから決断できないと日本政府はよく言う。しかし、民主国家である以上選挙がなくなることはない。それではいつになっても決断できない。
菅政権は東日本大震災で責任を取らないだけでなく、きちんと対応しなかった。原発が再稼働出来るかが議論になったときも電力会社に罰を与えたいと考え、電力がないと国民が困ると云うことを理解していなかったかも知れない。電力は経済の血液であり、エネルギーは戦略的問題だ。
日米と比較して日本政治の一番弱い点は、リーダーがあまり責任を取りたくないと考え、決断できないということだろう。
野田政権はかなり楽観的で、民主党の現実派が浮上したと思う。TPP交渉の決断、次期戦闘機(FX)選定、武器輸出三原則もある程度見直すことを決めた。問題は消費税増税等幾つかの課題を、党内がまとまっていないなかで指導力が発揮できるかどうかだ。”
思うに2年半の民主党の首相を見ると、「ルーピー鳩」が空き菅に向かって「ペテン師」と罵り、云われてはならじと三代目は自らを卑下して「ドジョウ」と名乗るこの状況で日本国の舵取りを任せて良いのでしょうか?それを選んだのは国民であることを忘れてはなりません。
要は「日本の政界のトップは保身のため党内に目を向け大局的見地に立って物を見ようとしない」と云うことでしょう。これは国のみならず地方の首長さらには管理職の多くに言えることです。これではひたすら「亡国」に向かっているとしか云いようがないように思うのです。これで良いのでしょうか?
総務委員会
今日(6日)9:00より総務教育常任委員会がありました。内容は、先の議会で庁舎整備事業債務負担行為に係わって提出された付帯決議(アクセス道路等について地域住民及び関係者への十分な説明を求める等)の対応について当局より説明がありました。
開会早々、当局に対して人格を無視するような一方的発言が某委員から繰り返しされましたが、委員長の的確な采配と他の委員の良識ある発言により当局の説明を聞くことが出来ました。
当局より、庁舎整備に係わる都市計画道路事業の自治会説明の経過報告並びに新庁舎建設工事スケジュールについて報告を受けました。
当局には努力をしていただいているわけですが、莫大な血税を使っての事業、失敗は許されません。万事遺漏なく竣工を目指していただきたいと念じています。