新会派誕生
昨日(1日)17時すぎ、議会事務局よりFAXが入りました。内容は「会派の結成について」でした。
新たに、各会派構成員2名による「世直し1~4」が誕生したとのことです。既成の四つの会派+新四つの会派です。従って長浜市議会は8つの会派になりました。各人の判断でされたこととは言え、私は驚きました。
先の不祥事の後、議会人こぞって襟を正すべき時にはたしてこの状況が安定した議会の運営に繋がるのかと云うことです。
新会派の誕生によって、会派代表者会は8名の出席になります。同じく議会運営に最も大きな影響を及ぼす「議会運営委員会」も現在の規約では8名(公明1・共産1・新しい風3・プロジェクト3)です。そこに新たに1名ずつ入ろうとする新会派の思惑が透けて見えてきます。
但し、議会の申し合わせ事項では、議会運営委員会について、「委員会の委員は、所属議員2人以上で構成する各会派から、所属議員の比率により選出された議員を持って構成する。」とありますから、この点がどうなるか協議の必要があると思います。
今、長浜市議会としてあるべき姿は、新長浜市のために市民の目線に立ち如何に議会の運営に真剣に取り組んでゆくかと云うことだと思います。権力闘争?をしているときではないはずです。その点で市民から疑問を持たれることがあってはならないと思うのです。
願うことは、議会が一体となり新長浜市12万4千人の総ての人が、この町に生まれてよかった、住んでよかったと思っていただけるまちづくりをすることです。そのためには、議会人は私欲から離れて決して混乱していてはならないのです。 過去にあったように、世直し一揆にならないことを念ずるばかりです。
市民の皆様は今回の状況をどの様にお思いでしょうか?
憂国の士
今日7月1日の新聞に、仙谷当時官房長官に恫喝された経産省大臣官房付の古賀茂明氏のインタビューが出ていたので興味を持って読みました。見出しは「政治主導失敗 官僚の利権拡大」とありました。抜粋して記します。
“現役の経済産業省の官僚でありながら、現政権や「霞ヶ関」のあり方を批判し続けている異色の官僚がいる。・・。民主党が掲げる政治主導は失敗し、その裏で官僚が利権拡大に走っていると指摘する。
古賀氏の主張の根幹にあるのは「官僚が国民のために働く仕組みになっていない」との思いだ。
古賀氏が掲げる改革案は、・・・。縦割り人事と年功序列を改め「国民のために仕事をしたかどうかで評価する制度」を求める。
政治主導を進めるとして政権交代をしたを果たした民主党については、「官僚抜きで政策を進めようとして失敗した。結局、多くの分野で官僚が好き放題やっている」と指摘する。
管直人首相に対しても「人気とりで政策を選んでいる」と批判的だ。
また、菅政権が進めるエネルギー政策に関して、天下りに象徴される官僚と電力業界のもたれ合いの構造を解消しないままでは、政府が原発の安全性を強調しても国民は信じないと強調した。
東京電力福島第1原発事故の対応の遅れも「政治主導の失敗などの問題が凝縮して現れた」とした。
古賀氏は6月24日に経産省から退職勧奨を受けたが、海江田氏の真意を確かめたいとして態度を保留している。”
政官の中枢に所属する人の恫喝や権力を恐れない発言ですから、まことに傾聴に値するものと思います。
私のような者は、こうした権力を恐れない憂国の士をどうしても応援したくなるのです。
それに引き替え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ガンバレ古賀茂明さん!