プロのお仕事:羽毛リフォームのホコリ取り(5)

テーマ:羽毛ふとんのお話
【ホコリ取り第五段階(最終)】

連載もこれが最後。しつこいのだけど、まだホコリを取るのである。
第四段階の羽毛除塵機でかなりホコリは取り除かれている。それでもまだ残っているのだ。除塵機を終えると、計量器に移送される。

羽毛の計量器


ここで、全体の重量が計測される。もともとが良質の羽毛は10%程度しか減らないし、良くない羽毛だと30%以上減ることも少なくない。減り方と、選別時の羽毛の状況をみながら、足し羽毛の量を決定する。
通常は200g足しであるが、良質のものは100gでも十分なケースが多い。そのかわり足し羽毛も良質のものにする。このあたりは長年のカンが生きる。なんせ2000枚ほどリフォームを行っているのだから。

量を決定すると、コンピューターに入力する。側のキルティングに合わせて、全体量を入力すれば、それぞれのマス目にどれだけの量をいれるのかを自動計算してくれるのである。単純に均等に入れるのではなく、へたりやすい襟元、保温性が要求される身体の中央部は多めに入れる。

羽毛軽量設定パネル
羽毛軽量槽

全体の計量槽から、パネルで設定した量だけが下に2つある計量槽に送られる。片方が充填している間に、もう一つの槽に計量をするということを繰り返すのである。充填量はマスによって異なるので、その都度パネル設定しながらという、少しめんどくさい方法になる。

そして、そのマスに吹き込む充填機に設置されているのがサイクロン機能である。

サイクロン1

サイクロン2

計量された羽毛は充填スイッチをいれると、円筒型のサイクロンの上から吸い込まれ、円筒に沿ってぐるぐると回りながら、円筒の下にある排出口までいって、ホースを通り、予め羽毛布団の側に差し込んである吹き込みノズルから、側のマスに充填されるというしくみである。

この円筒型サイクロンを通すことにより、少し重いゴミは下のゴミ取りに落ちて取り除かれるのである。
サイクロンゴミ1

取れたゴミがこちら
サイクロンゴミ2
サイクロンゴミ3

これだけホコリ取りをしても、まだホコリやゴミは完全に取り切れていないのだ。最初からホコリ取りをしていなかったら、見た目はわからないが、ホコリの多い羽毛布団に仕上がってくることがわかるだろう。

羽毛充填中
全てのマスに羽毛を充填し、吹き込み口をミシンで閉じると完成である。

こうやって、ホコリやゴミ取りを徹底しながら、羽毛布団のリフォームは行われていくのである。

(おしまい)

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暑いからこそ、自然素材の涼感を大切にしたい

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
本当に毎日暑い。日本の夏は暑いより蒸し暑い=湿度が高いのでやっかいだ。

節電をしなければならないけど、夜はエアコンも適度に有効に使うべきと考えている。
無理をして睡眠の質が悪くなると、昼間の能力が低下する、場合によっては事故につながる。免疫機能が低下して、バテる、病気になる。・・・といいことは一つもない。

さて、巷に出回る多くの「冷感」なり「涼感」寝具。そのほとんどは合成繊維を始めとするものが多い。ジェルなんか処分がやっかいこの上ない。いくら冷感でも吸湿性がないと、熱が体温と平衡した時に蒸れることこの上ない。

グリーン購入を推進する立場としては「生分解する自然素材を優先」「できるだけ地産地消をめざす」ということから、麻100%にこだわったものを「製造小売り」している

つまり、
1.麻は熱伝導性が高いので、熱がこもりにくい
2.吸湿性が非常に良いので、湿度が高い日本の夏に合っている。
3.近江は麻の一大生産地である
4.麻わたを始めとする、加工工場も近くにある

asa

そこで、地元の麻を使い、地元の工場で製造して販売を始めたのが本麻クールシリーズの本麻クール掛ふとん本麻クール敷パッド本麻クール枕パッド

といっても、麻は結構高級な素材である。こだわればこだわるほどに。大手量販店のように、海外で大量に生産して・・・というのではあまりに芸がないから、中間マージンや余分な流通コストをぎりぎりつめてお届けしている次第である。

使うと、リクツ抜きに快適。

詳細については何回かで紹介しているので、その記事をご参照いただきたい。

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