日本睡眠環境学会の学術会議を終えて
テーマ:眠りのお話
2011/11/25 23:11
先ほど東京から帰ってきた。金曜日の新幹線というと、満席である。
さて、いままで日本睡眠環境学会や日本睡眠環境研究機構などにおいてはどちらかというと、寝具の物理的特性、すなわち保温性や耐久性などを重視してきたところがあった。それはそれで、一定の評価ができるのだが、実際に睡眠して良いかどうかとは別物だ。
すなわち物理的特性が優れているからといって、寝心地が良いとは限らないのである。しかし、私たちの現場では、もちろん耐久性のような項目も重要だが、なにより、使って良い睡眠をとっていただくことが最も重要なのである。
そういう意味では久しぶりに参加した今回の会議は、実際の使用感、寝心地といった物の評価をどうしていくかということがテーマに上げられていて、良かったのではないかと思う。これらの、いわば使用感評価、官能評価といったものは、例えばビラベックの羊毛敷ふとんを使うと、寝心地が格段にアップする、というように、いくつかは現場では経験的に得られていること(逆に学術的な先生方はご存じない)なのだが、学問的にエビデンスをどのように取るかということになると、まだまだである。
私の店では上質な自然素材を使うと、リラックスして自然な眠りが得られる、という、経験的に納得いただける仮説をPRしているが、そのエビデンスを取るとなると、多くのパラメータを持った実験やデータの積み重ねが必要で、実際にするとなるとやっかいではある。
今回は「私らしい、シンプルで上質な自然の眠り」というコンセプトを整理いただくヒントをいただいたので○。
いくつかのトピックはこのあと紹介することにしよう。
さて、いままで日本睡眠環境学会や日本睡眠環境研究機構などにおいてはどちらかというと、寝具の物理的特性、すなわち保温性や耐久性などを重視してきたところがあった。それはそれで、一定の評価ができるのだが、実際に睡眠して良いかどうかとは別物だ。
すなわち物理的特性が優れているからといって、寝心地が良いとは限らないのである。しかし、私たちの現場では、もちろん耐久性のような項目も重要だが、なにより、使って良い睡眠をとっていただくことが最も重要なのである。
そういう意味では久しぶりに参加した今回の会議は、実際の使用感、寝心地といった物の評価をどうしていくかということがテーマに上げられていて、良かったのではないかと思う。これらの、いわば使用感評価、官能評価といったものは、例えばビラベックの羊毛敷ふとんを使うと、寝心地が格段にアップする、というように、いくつかは現場では経験的に得られていること(逆に学術的な先生方はご存じない)なのだが、学問的にエビデンスをどのように取るかということになると、まだまだである。
私の店では上質な自然素材を使うと、リラックスして自然な眠りが得られる、という、経験的に納得いただける仮説をPRしているが、そのエビデンスを取るとなると、多くのパラメータを持った実験やデータの積み重ねが必要で、実際にするとなるとやっかいではある。
今回は「私らしい、シンプルで上質な自然の眠り」というコンセプトを整理いただくヒントをいただいたので○。
いくつかのトピックはこのあと紹介することにしよう。
眠りを考えて・・・お眠り
テーマ:眠りのお話
2011/11/25 01:04
今日、明日と東京は市ヶ谷で日本睡眠環境学会の学術会議・・・というか睡眠環境シンポジウム。
先日訪れたジャパンテックスでお会いしたアイ・スリープの犬山さんに誘われて参加。日本睡眠環境学会では寝具の性能評価について取り組んでいたのだが、今日は寝ごこちという、どちらかというと主観の強い、しかし重要なファクターをどのようにとらえて、評価していくかということがテーマだ。
突き詰めれば、寝具の物理特性も重要なのだが、実際に使った時の使用感・官能評価をどのように捉えて、考えていくかという当たり前のことなのだけど、数値化しにくい項目なのだ。
私の最近のテーマは側臥位(つまり横向き寝)の敷・マットレスをどう考えるかということなのだけど、奈良女子大の久保先生の研究が興味深かった。男女差はあるが、睡眠時に寝返りをしていく結果、結構な割合で横向き寝が多いということと、加齢によって体圧分布が胸に大きくなるということである。
会場には知った顔の寝具店はいなかったのだけれど、何人かの知り合いがいて、懇親会でもいろいろと情報交換できた。
夜はまたしてもABBEY ROADか・・・の予定だったけど、飲みすぎてホテルの部屋でダウン。目が覚めたら12時過ぎ。半蔵門って周りになんもないんだよなぁ・・
先日訪れたジャパンテックスでお会いしたアイ・スリープの犬山さんに誘われて参加。日本睡眠環境学会では寝具の性能評価について取り組んでいたのだが、今日は寝ごこちという、どちらかというと主観の強い、しかし重要なファクターをどのようにとらえて、評価していくかということがテーマだ。
突き詰めれば、寝具の物理特性も重要なのだが、実際に使った時の使用感・官能評価をどのように捉えて、考えていくかという当たり前のことなのだけど、数値化しにくい項目なのだ。
私の最近のテーマは側臥位(つまり横向き寝)の敷・マットレスをどう考えるかということなのだけど、奈良女子大の久保先生の研究が興味深かった。男女差はあるが、睡眠時に寝返りをしていく結果、結構な割合で横向き寝が多いということと、加齢によって体圧分布が胸に大きくなるということである。
会場には知った顔の寝具店はいなかったのだけれど、何人かの知り合いがいて、懇親会でもいろいろと情報交換できた。
夜はまたしてもABBEY ROADか・・・の予定だったけど、飲みすぎてホテルの部屋でダウン。目が覚めたら12時過ぎ。半蔵門って周りになんもないんだよなぁ・・