黄昏時は・・・

テーマ:まちづくり
今日はコスプレイベント「長浜大茶会」。それにも増して博覧会は多くの人で賑わっていた。
こういう時は、うちの店はヒマ。
今回は50作館の館長(名前だけだけど)というボランティアの立場と、自分の社業という本業とのパラドックスがあるんだな。内心は終ることを望んでいたりする・・・。まぁでも、長浜のまちなかの店の多くにとっては、今回は恵みの雨だったので良しとするか。(ぼやきだな・・・苦笑)

過去を振り返ると、大河ドラマのイベントが終ると、うちの店には大きな転機が訪れる。1997年は店舗の大改装+雑貨業態の導入だったし、2007年は眠りのプロショップSawadaへの店名と事業コンセプトの整理、そしてグリーン購入大賞の受賞だった。今回もなんかきそうな雰囲気・・・。

さて、イベントの片付けが終わりかけた(私は何も動いてなかったけど・・・)夕方に、市役所のK君(彼も大河ドラマイベントは3回目)が「あと14日ですね」と言った。現状は、次の仕掛けに明け暮れているので、感傷的になる余地なんかなかったのだけど、たしかにあと14日だ。

思えば2年半前の秋田への旅行先で受け取った「大河ドラマ決まりましたよ・・」「えっ、うそ」という電話から2年半。100万人を越えた興行的成功は、赤字を出さずに済んだという点から一応評価するとしても、真の、まちづくり運動としての評価を得るには、まだまだこれからだと思う。こればかりは積み重ねしかないのだから。

ただ、時代の節目を考えていくと、今年は1982年に「ながはま21市民会議」が出きて30年。JCが作ったこの団体は、直流化・ドーム・大学誘致、そして黒壁へと続く長浜のまちづくりの中核的役割を果たした。30年という時間はちょうど一世代分なのだが、そう考えると新しいスタートラインに立とうとしているのだろう。

国全体がそうなんだけど、地方の閉塞感はますます高まっているような気がするな。
昨日「長浜の庭プロジェクト」の打上げを行ったんだけど、庭園文化に見られたポテンシャルはやはり相当高い。ブータンを見習って、地方なりの幸せの尺度を、見直してもう一度作り直すことが必要じゃないか。

少なくとも「来年もより多くの人に・・・」という単一価値が肥大化したような貧しい感性だけは避けたいものである。


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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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