メッセスペシャル

テーマ:羽毛ふとんのお話
毎年ドイツへ行く最大の理由がこのメッセスペシャルと呼ばれる羽毛である。メッセ=展示会で、産出量が極めて少ないために展示会のみに出品される羽毛のことだ。

羽毛は農産物なので、毎年出来不出来がある。(昨年一等米が少なかったように)
羽毛の原料屋さんも、数量が出回るクラスはある程度品質を安定しておかなければならないのでブレンドしながら均一性を保とうとする。(もちろんそれでも年や産地によってばらつきがでる)
メッセスペシャルは非常に質が良いが、数百キロレベルしかないという羽毛なので昨年秋に採取された羽毛はこの1月の展示会に出されて、その質の良さからほとんど売り切れてしまう。

今年の場合だと、こんな感じ(毎年同じアングルで撮ってるけどね)
メッセスペシャル羽毛2011

判りにくいかもしれないが、奥の箱の蓋は閉まっている。これは売切れということだ。
私が手に取っているのはドイツ・ホルスタイン産。これがこの夏からの上級グレードでも一番ボリュームゾーンとして登場する予定である。ダウンボールが非常に大きい。ラージフェザーの混入が少し見られるのが残念だが、良い羽毛ではよくある話である。全体的に価格は昨年に比べて約15%アップしている。

原因はいろいろとあるが、ここ何年か見ていると良質の羽毛が採れなくなってきているということが多い。産地の状況も安定していないようだ。だから、5年ほど前に仕入れた一番トップクラスの羽毛が10キロばかり残っているのだけれど、こんな羽毛はもう手に入れることができないだろう。前回申し述べたブランブラン・ステッキーにしてもしかり。

原料の輸入統計を見ていても、羽毛の高騰が続いている。中国ものは昨年1年間で1.5倍に上昇した。一方で、ドイツでは昨年末に羽毛の産地偽装問題がテレビで大きく取り上げられたそうである。
実際輸入統計みていても、巷のポーランドダックとかハンガリーダックはかなり眉唾ものである。これらは安価で、しかもヨーロッパ産の高級原産地表示がなされているが、中国や台湾経由での輸入原料であることが多いので、本当にそうなのかはかなり疑わしい。

大切なのは産地よりも、羽毛の品質そのものなのだけど。

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