観光を考える

テーマ:まちづくり
こうやって旅を続けていくと、観光という産業を意識しないわけにはいかない。
バルセロナには「これでもか」といわんばかりにあちらこちらに土産物屋がある。あるということは、それなりにビジネスとして成り立っているということなんだろう。

土産物屋にあるような品物を買うのはあまりクールではないので、地元にある雑貨店を回っておしゃれなものを探そうとするのだけど、意外にない。時たま、おしゃれな土産物ばかり集めたセレクトショップに出会うぐらいだ。

バルセロナの雑貨はクールとは言い難い。ちょっと良いな、と思うとパイローネだったり、有名なインテリアショップVINCONにしても、コンランに並んでいるような=日本でも買えるようなものが多いのが残念だ。

観光地にしても、通り一遍で見学するのならそれまで、大切なのは訪れた人に対するプレゼンテーションだろう。一番良いプレゼンテーションは人との出会いだ。たとえ観光地のレベルがそれほど高くなくても、いつまでも記録に残る。

もう一つ優れているのは、映像と音声によるプレゼンテーション。ガウディのカサ・バトリョは入場料は18ユーロとかなり高いのだが、日本語を含む音声ガイドと映像プレゼンテーションでガウディのスタイルを良く理解させてくれる。
ガイド無しなら20分もかからない見学を1時間は楽しませてくれるし、最後はVIPラウンジと称し「世界遺産でないとできない体験を」とカフェや「ここでしか買えないグッズを」とショップへの誘導もうまく計算されている。交流はないが、ガウディとの交流をはかることができるのだ。嫁さんはガウディに関してはとんと門外漢だが、この見学を通して理解できたようである。

「交流」ということと「学ぶ」ということをいかにして提供するかが、観光にとっての大きな課題といえるだろう。今回の江・淺井三姉妹博覧会にしても、会場の展示や映像を見て回るだけなら、それまで。会場を触媒として観光客との交流を如何に図るか、より戦国の里を学ぶ場をどのように提供するか、が問われるわけである。

それと外国人向けの案内看板等は長浜はずいぶんと遅れている。まちづくり役場では昨年英語版の地図を、今年は韓国人留学生のお手伝いで韓国語版を作りかけているが、これも課題だ

ハイムテキスタイル2011レポート

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
1月12日~15日までドイツ・フランクフルトで開催されたハイムテキスタイル見本市に行ってきた。今年は異常に暖かい。通常だと3~4℃、厳冬だった去年だとマイナス2~3℃なのだが、今年は14℃。みんないつものつもりなので、暑い暑いを連発。

私のメインは羽毛の買い付けなのだが・・・安くてバリューだったブランブランステッキーはもう手に入らないようだ。羽毛業界は昨年末に羽毛産地の偽装問題が発覚して大問題になったらしく(日本では日常茶飯事だけど)、カウフマン社も羽毛の原産証明をハイムテキスタイルまでに間に合わすために大変だったようだ。

結局、少し高くラージフェザーが少し目立つけどダウンボールの質が良かったホルスタイン産のグースダウンを注文した。それにしてもドイツ原産のグースは珍しい。ホルスタインというと、そう牛の種類なのだがそこの産地である。ユーロ安もあるので、現行のブランブランシルバーグースと同じレベルの価格には抑えられそうだが、クオリティは残念ながらブランブランには及ばない。

ということで、残り10キロ弱になったブランブランシルバーグースの羽毛は非常にお買い得だ。断言して良い。ご検討中の方は早めにお求めいただくことを強くおすすめする。ホルスタイン産グース(ブランブランに至らないといっても、一般的な羽毛に比べれば非常に高いレベルの品だ)は、この6月ぐらいからの投入になるだろう。

原綿の価格が暴騰していることもあって、Hefel社の生地は2月から15%程度アップするので、多めに発注する。

IBENA社のJennyは昨年私の店に来たときより、ずいぶんとふっくらして迎えてくれた。ご多分にもれず、IBENAの毛布も10~15%ほどアップする予定とのこと。この調子では5,900円のプライスラインの維持はかなり難しそうである。頭が痛い。Jennyが社長令嬢だったことを初めて知った。

新しくラインアップに加わるのがオーストリアSteiner社のアルパカ混の毛布と湯たんぽ。毛布の予定が25,000円ぐらいだから、決して安いランクではないが、柄がすごくきれいで風合いも良い。多くはないが新規投入の予定。

フォーラム0で開催される2011~2012のトレンドコーナー。ここ3年間は、メタリックで無機質な素材とグレイッシュでマニッシュなカラーだったが、一転する。簡単に言えばナチュラル指向が非常に強い展開となった。そんな中でポップ調ではなく、エスニック調のビビッドなカラーラインも印象的だった。
実は前日の13日にトレンドセッターの一人である南村氏の講演会があったのだが、1日早く出発してでも聞いておくべきであったのが残念。

今回は1日しか取れなかった。流して見てしまうとそうでもないのだが、それぞれのブースで商談をしていくと時間はあっという間に経ってしまう。来年からは2日にすることにしよう。

最後に日本から出展していた蔭山さんのブースに立ち寄って、生地について意見交換。ぜひ平織りを出してほしいと伝えた。会場では平織りのサンプルを見せていただいた。

駆け足だったが実りの多い内容だ。お昼は新しくできた11号館のレストランで、日本から来ていた寝具店仲間と食事。そう、メーカーさんより寝具店の方が多いかもしれない。この3年間で日本のポジションは大きく後退、チャイナは強い。

旅の終わりに

テーマ:よもやま話
結局、いろいろあって、あまり途中のことを書いていることもなく旅は終わりに近づいている。
もっとも一人で行くのは旅だが、二人だと旅行になってしまうね。
明日の朝早くには空港へ向かい、フランクフルトから乗り継いで翌々日の朝には日本に着いているはずである。

この「はず」というのがくせ者で、オーバーブッキングしているはずがないのにされていたりする。昨年の4月にミラノサローネを見学しに行った連中は例のアイスランド噴火で1週間以上足止めされている。何もないことを祈ろう。

今回 感激したことが二つ。
一つは、あのガウディで有名なサグラダファミリア教会が昨年の11月にローマ法王ベネディクト16世により献堂式が行われ、教会として認定されたこと。というか、6年前に初めて訪れたときには内陣はまだまだで、そこら中建築資材だらけだったのだが、細かい装飾は別にして中はほぼ完成をしていること。赤、オレンジ、グリーンからブルーへと変わるステンドグラスが美しい。

サグラダファミリア1


名もなき人々の浄財で作られ、世界で最も有名な建築現場といわれるが、百数十年の歳月と、それに心血をそそいだガウディの思いと、その思いを引き継いだ多くの人々を思うとき、胸に迫るものがある。

2026年の完成をめざすということだが、全部で18できる塔のうち完成しているのは最初にできた生誕のファサードと、その反対側の復活のファサードの8本で、入り口になる栄光のファサードはこれから、通常の教会だとクーポラになる部分の塔はちょうど建設途上だ。

地下の資料室には、工事の作業場も見ることができる。ちょうど日本人が作業をなさっていた。ここには主任彫刻士として村尾さんのほかにもう一人いらっしゃるとのことだが、そちらの方だろうか?
完成時に生きていたら、再度行ってみることにしよう。

もう一つはグラナダのパラドールでのこと。
パラドールのホームページから予約をしたものの、ある時からHP上で予約の確認ができなくなってしまっており、「大事な旅行なのでどうなってますか?」とメールで確認をとっていた。
たまたまあったリビング付きで通常の半額以下のお値打ちなパックだったのだけど、到着したら一番良い部屋で、しかも部屋には冷えたシャンパン(スペインだから正式にはカバだな)を用意して貰っていた。

リッツカールトンではこういうことがある、とは聞いていたけれど、粋な計らいをしてくれるものである。五重丸。
予約が難しいと聞いていた(実際11月の時点では空きが少なかった)が、管制官のストの影響なのかどうかわからないけど、比較的に空いていた。オーバーブッキングと相殺してラッキー。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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