チャイナ・フリー再び来るか?

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
こんな事件が起きますと、お互いの国民感情が良い訳ないので・・・
前回のギョーザの時のようにチャイナフリー指向がでるのかどうかはわかりませんけど。

今回びわ湖放送で取り上げていただいた「寝具の地産地消」(今日の21:00から放送ですよ)
生地レベルならそうなんですが、糸レベルとなると、なかなか難しいですね。生糸もほとんどがチャイナからの輸入品です。

先日、近江真綿の北川さんとお話ししていたら、純国産生糸と純国産真綿を使った真綿ふとんの開発を企画されてまして、これは面白いと思いました。もちろん国産生糸は輸入物の何倍もするのですが、製造小売というスタイルなら、その差を吸収することは可能です。
今回作った、浜縮緬生地の近江真綿掛ふとんを、国産生糸で作ると15,000~20,000円のアップになります。生繭仕立ての場合シングルで198,000円。国産生糸にすると価格は10%ほどアップしますが、逆に言えばその程度で済むのです。一度ヤブウチさんにお願いしてトライしてみようと思います。

繊維製品の場合、生地や糸レベルからチャイナ・フリーを目指すのは高級織物でもないと難しいです。最近はベトナムなどに生産基地が移っている場合もあるので、チャイナ・フリーならなんとかできるかもしれませんね。

仕上り製品レベルでいうと、私の店のチャイナ製はごくわずか。ふとん・毛布・カバー・ベッドのマットレスなど主要製品はほぼ日本もしくはヨーロッパ製です。ベッドフレームとエプロンやナイティ、雑貨の一部にチャイナ製があるだけですが、ここまでするにはなかなか大変でした。チャイナ製が全て悪いとは言いいません、ベッドの工場なんかだと日本より高いレベルの安全性を確保したところもあります、が、多くは素材のトレースができないので、怪しいのもあるんですね。

そのうちカーボンフットプリントが一般化すると、素材レベルでのトレースが可能になるのでしょうけど。今のチャイナがそれをするとはとても思えないし・・・

(修正しました 中国→チャイナ表記)

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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