絆とは?

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昨日(11日)の東日本大震災1周年追悼式で、陛下は「国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています」と述べられました。

 

一方、2千万トンを超える瓦礫の処理は全く進んでいません。この処理が進まない限り被災地の復旧と復興は進みません。

 

滋賀県の嘉田知事は環境問題の第一人者だと聞きます。被災地の瓦礫処理に一番に協力するのがあるべき姿勢だと思います。しかし今日まで、全くその姿勢はうかがい知ることは出来ません。

 

今日の長浜市議会代表質問にも、長浜市の瓦礫処理受け入れについて質問が出ました。しかし、長浜市も決して積極的な姿勢ではありません。

 

未曽有の大震災後、国民の絆が盛んに叫ばれました。昨年末の清水寺貫首の一文字も「絆」でした。

 

今となっては、「絆」は口先ばかりの言葉のように思えてなりません。各地域での瓦礫受け入れ状況は遅々として進みません。我が町のことであればこの状況を許すことができるのでしょうか?

 

「絆」が口先だけの言葉であってはいけないと思います。

 

「絆」とは;断ち切りがたい気持ち、ものを繋ぎ止める綱、と国語辞典にあります。今回は、陛下のお言葉のように「心を寄せ合うこと」ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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