愛国心なき暴言
先日の長崎県知事選挙、町田市市長選挙何れも民主党推薦候補が敗れました。しっかりと現状を見ていただいた県民・市民の判断に拍手を送りたいと思います。
その後小沢氏は殊勝なことを言っていますが、何処までが本心やら?彼はやっと手に入れた権力にとことんまで執着することでしょう。
今日(23日)は、先日雑誌で読んだ、アルピニスト・野口健氏の「世界に発信された愛国心なき暴言」の一部を紹介します。
“小沢氏の言動に対して疑問を感じたのは600人を引き連れて中国訪問しました。その時自分を人民解放軍の野戦司令官に例え、「解放の戦いはまだ済んでいない。7月に最終決戦がある」と発言したことです。
人民解放軍は国家の軍隊ではない。共産党の軍隊である。第二次天安門事件で民主化運動を武力弾圧したのが人民解放軍であった。新教ウイグルやチベット侵攻も武力を背景にした事実上の併合である。
参議院選挙で「民主党が勝利することで解放される」と言うが、そもそも「解放」とは何のことか。民主主義の日本は、共産党一党独裁の中国より「解放」されていないとでも言うのだろうか。
大訪中団の団長山岡賢次氏は、上海国際問題研究院との共同シンポジウムで「日中関係を強固にし(日米中の)正三角形が築けるように問題を解決して行くのが、現実的プロセスだと思っている」と。
この発言には「米国よりまずは中国」という民主党政権の外交姿勢がうかがえる。普天間問題などで日米関係がぎくしゃくしているのは、社民党の反対ではない。民主党そのものがアメリカとの摩擦を増幅しているのだ。
そんな小沢氏や側近の言動に、日本に対する愛情を一切感じないのは、私だけだろうか。”
弓削道鏡が皇位に着こうとしたとき、命懸けでこれを阻止したのが和気清麻呂でした。平成の和気清麻呂が民主党にはいないのか?
数におぼれる独裁者小沢一郎の言動と、そのマリオネットである鳩山由紀夫首相の刻が続けば、この先さらに日本を危うくするでしょう。私はとても心配しています!