大相撲
今日(2月1日)の相撲協会理事選挙で貴乃花親方が選ばれました。私にはそれが良かったのかどうかは分かりません。ただ、朝青龍問題については親方と協会の責任を強く感じています。
以前にも記しましたが私は照国・鏡里・吉葉山時代からの相撲フアンです。当時の遊びは常に相撲でしたし、各小学校には必ず土俵がありました。しかし最近はテレビなどで相撲を見ることがありません。国技から少しかけ離れているように感じるからです。
相撲は本来神に捧げるものであったはずです。従って今でも奉納相撲が行われています。そこには日本古来の歴史と伝統があるのです。財団法人相撲協会の基本は「我が国固有の国技である相撲道を研究し・・・」と有ります。
ところが風土も言語も宗教も異なる人達に、日本の文化を身につけさせるには膨大な時間を必要とし、それは至難の業です。
その根本(相撲道)を身につけないで格闘技のように強さのみを争うようになった結果が朝青龍問題だと考えます。彼らにそうした根本を教えなかった親方と協会の責任は重大です。
朝青龍の起こした問題は、対旭鷲山・豊ノ島へのプロレス技・無断帰国・部屋の玄関破戒・左手での手刀・サッカー問題・今回の暴力事件等々枚挙に暇がない状況です。他にも外国人による大麻問題があります。
朝青龍もさることながら、伝統文化の保持を求められる相撲協会の精神に反する親方・協会の責任を強く求めるべきです。不可能ならば相撲協会は日本大相撲株式会社に替えるべきだと思います。
こうした問題の改革に、貴乃花親方に一縷の望みを託したいと思います。