政治判断を!
昨日今日(16日)のテレビや新聞報道を見ていると、とても気になることがあります。「普天間基地」移転問題です。
13日日米首脳会談後の共同記者会見で、鳩山首相は「出来るだけ早く結論を出す」と述べています。翌14日シンガポールでの記者団への発言では「名護市に移転する現行計画にこだわらない」と述べ「来年1月の名護市長選を見極めて判断する」と述べています。
大統領は14日の都内での演説で普天間問題について、「現行移設計画の履行が前提となり、日本側も同意した」と述べています。
これでは麻生さんの“ぶれる”を通り越して、二国間の信頼に関わる問題となります。このような重要問題(近隣諸国の状況を踏まえ安全保障)は政治判断をするべき事であって、選挙結果を見てからと言う問題ではないと思います。これでは、首相としての決断力・リーダシップの欠如を指摘されても致し方のないことだと考えます。
首相はインド洋の給油活動に変わってアフガニスタンに民生用にと言うことで 50億ドル(約4500億円)の支援をすると述べました。
過去の湾岸戦争の時「ショウザフラッグ」と脅されて計130億ドル(約1兆6千億円)を用立てて軍事的役目を免じてもらいました(この時の自民党幹事長も小沢一郎氏)。結果は、被侵略国であったクウェートが終戦後30カ国の名前を挙げて深甚なる謝意を述べた広告文に、日本の国名が記されていなかったと言われています。
ペンタゴンでは日本を「自らの繁栄と経済にしか感心がなく、安全保障を金で買う国」というイメージで見ているようです。
このようにお金で物事を解決する道を辿っていると、アメリカはもとより諸外国から日本国をATM化されることになりはしないか。心して考えるところに来ているように思います。
バレーボールデー
昨日(14日)今日(15日)2日間、長浜市バレーボール協会主催の催しがありました。
昨日は小・中・高の交流大会。長小体育館・西中体育館・北星高校体育館をお借りして、終日(16:00まで)思いっきりゲームを楽しみました。全員参加のため、混成チームもありとにかく楽しい一日でした。下は長小体育館の様子です。
北星高校では中学校・高校の男子がゲームをしました。
今日はパナソニック・パンサーズの選手からバレーボールの指導法や技術を学びました。参加者は230人です。写真は川村選手の指導風景です。
下は閉会式の様子。じゃんけん勝った人は、パナソニックパンサーズから商品(パンサーズ全選手のサイン色紙3枚・トレーニングシャツ・シューズ袋・手袋等130点)がいただけました。
僕たちはトレシャツをもらってしまいました。
2日間私は大変疲れましたが、子どもたちにとっては思い出に残る2日間だったと思います。
指導の先生方やスタッフの皆さん、パンサーズの選手の皆さん本当に有り難うございました。ゆっくり疲れを落としてください。
パンサーズの選手も19:30には帰宅したとのことでした。全員無事であったことが何よりの喜びです。
感動
天皇陛下ご即位20年まことにおめでとうございます。今後もお健やかにお過ごしくださいますことを念ずるばかりです。
今日(13日)8:30頃、普段この時間は見ることのない8チャンネルを見ていました。そこでは昨夜の天皇陛下祝賀式典の様子が撮されていました。
EXILEの熱唱の場面でした。
・・・太陽はほほえみながら穏やかに見守っている・・・太陽が仕合わせを教えてくれる・・・その温もりを平等に与えてくれる・・・ (片隅に残る断片的な歌詞の一部です)
それをほほえんで真剣に聞いておられる両陛下、
私は感動してその場面を見ていました。なぜか涙が何度も出てきました。私はこの歌詞に出てくる“太陽”は天皇皇后両陛下のお姿のように感じていました。
解説を聞いていると、ボーカルのあつし君?はこの日のために10日前から精進をして精神を高めていたとのことです。サングラスを外し髪も正常にし、その歌声は心を打つものでした。
私はそこまで彼らをさせる両陛下のすごさと歴史の重みを感じていました。さらに、常に国家の平安と国民の仕合わせを願っておられる両陛下への思いがそうさせるのではないかと思っていました。
終了後EXILEのひろ君は「舞台の上では神秘的な感じになった」と語っていたとのことです。今後新たなEXILEを見せてくれるのではないかと思います。
大丈夫か日本
“誕生から2ヶ月過ぎても、鳩山政権の基本的方針が定まらない。とりわけその外交・安全保障政策には不安が拭いきれない。・・・・・。
21世紀における日本外交の最重要課題は、軍拡を続ける中国の脅威を如何にかわすかに尽きる。・・・・。
中国で3泊4日を過ごすオバマ大統領は、日本滞在はその半分の2日間だ。しかも、当初の予定は変更され、1日遅れの来日となる。13日深夜に、鳩山首相は普天間問題についての結論も出さないまま、APEC参加のために日本を離れる。大統領は首相不在の日本で日程をこなす。こんな異常な外交日程はないだろう。日米の歯車が噛み合わず、不吉な軋(きし)み音が聞こえてくる。・・・・。
首相が提唱する東アジア共同体構想は、誰も振り向かなくなった古証文だ。もともと背後で共同体構想を強力に進めたのが中国だった。・・・・。
つまり、東アジア共同体を提案し、かつて米国の排除を意図した中国は、現実の変化に素早く対応し、米国抜きの東アジア共同体はありえないと、当初のもくろみと反対のことを言い始めたのだ。これはもう4年前のことだ。
にもかかわらず、鳩山首相は何を思ったか、この捨て去られた古証文をもち出した。岡田外相は意固地にも東アジア共同体には米国を入れないと言い続ける。鳩山民主党政権がまるでピエロに見えてくる。・・・・。
米中接近の谷間に沈みかねない今こそ、外交の根本に、同盟国と脅威をもたらす国の識別がなければならない。
にもかかわらず友愛外交を唱え、普天間問題で迷走するのは、国際情勢の変化を理解できていないからである。
今年4月、米国で語り合った若手日本研究者でアメリカン・エンタープライズ研究所のM・オースリン氏は「日本は台頭する中国によって削り取られてゆくだろう」と書いている(『フォーリン・ポリシー』誌09年4月号)。
日本削り取りに向かう中国の脅威に、現在の日本は対処できまい。日米同盟なしにはなお更である。オバマ大統領を迎えて、最悪の状況に陥った日米関係の修復に鳩山首相は全力をあげなければならない。”と結んでいる。
恵まれた家庭でお育ちになった鳩山首相(岡田外相も同じだと思います)に、今日の国難を任すことが出来るのか本当に不安が出てきます。
≪愚者は体験に学び賢者は歴史に学ぶ≫といいます。
今こそ、国が滅ぶかも知れない状況下で、命を懸けて外交等を行った明治政府の人々に謙虚に学んでもらいたいものと思っています。
排他的?
今日(11日)の新聞ニュースに、民主党幹事長小沢一郎氏が10日高野山金剛峯寺の松原有慶管長を訪ね会談をした旨が報じられていました。
会談のやりとりについて小沢氏は「キリスト教もイスラム教も排他的だ。排他的なキリスト教を背景とした文明は、欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ。その点、仏教はあらゆるものを受け入れ、みんな仏になるという度量の大きい宗教だ」と述べたことを明らかにしたようです。(行き詰まっていると言うならばそれは欧米社会だけでしょうか?)
(阿弥陀仏は“縁無き衆生は度し難し”とおっしゃっていることを忘れてはなりません)
来夏の参議院選挙をにらみ、仏教界の支援をもくろんでの訪問だと思いますが、この批判的発言は後日大きな問題になるのではないかと案じます。そこで、私の思いを少し述べたいと思います。(私のごく浅い知識ですが)
そもそもイスラム教やキリスト教は砂漠で誕生した宗教であって、そのトップダウン的発想は集団が生きて行くためには致し方ないものと思います。したがって集団を守るための強い結束(戒律)があるのだと思います。
一方仏教はインドの緑豊かな中で生まれた宗教です。「生きとし生きるものすべてが平等である」という発想です。
我が真宗には他の信仰を誹謗・中傷してはいけないと強く戒めています。それは蓮如聖人の“御文”の中にも度々出てきます。
一、諸法諸宗トモニコレヲ誹謗スベカラズ
一、諸神諸佛菩薩ヲカロシムベカラズ と言う言葉です。
真の仏教はこうした姿勢ですが、小沢氏の発言は何を根拠にしたものか、はなはだ疑問です。おそらく氏の意見に対して管長も同意はされなかったことと思います。
学力調査縮小?
小沢一郎民主党幹事長の側近輿石東参議院議員会長は去る5日の記者会見において、現政権の教育政策について自らの出身母体である日教組の影響力が指摘されていることについて、次のように語っています。
「自分はあんまり声を出さない、大きくしない。すぐに『日教組の出身だから』『輿石の影響力が出てきた』と思われがちなんでね」と述べ、表だった発言を控えていることを強調しています。
一方10月中旬、川端文科相を訪ねた日教組の中村委員長は「是非、長く続けていただきたい」と切り出し、関係の良好さを印象づけています。
このような状況の中で、文科省の重要な教育政策の一つであった全国一斉学力調査の縮小、及び教員免許制見直しが進められています。以前のブログにも記しましたが、学力調査は様々なところで成果を上げています。
調査結果により、学習指導上の課題が明確化されるものであって、決して日教組が言う「序列化や競争を煽る」ものではありません。私の個人的思いは、調査結果が教師の指導力向上に繋がれば、それを競う部分があっても子ども達にとって決して悪いことだとは思いません。
こうした重要政策が、縮小・見直しの方向にあると言うことは、文科省への日教組の影響が背後にあることは誰も否定することはできないでしょう。
教育は国家百年の大計と言われる中で、果たして、この状況下で日本国の教育はあるべき正常な方向を向いて推進されて行くのでしょうか。私は極めて憂慮される状況だと思っています。
ご案内
今週14日(土)15日(日)両日は、長浜市バレーボール協会主催のバレーボールデーです。そのご案内をさせて頂きます。
目的は、市内の小・中・高のバレーボールプレーヤーと指導者の交流と親睦、及び指導技術の向上を目指すものです。
14日(土) 第2回小・中・高交流大会
時 間 8:00~16:00
会 場 長浜小学校体育館・長浜西中学校
県立北星高校 各体育館
参加者 市内小・中・高男女バレーボールチーム
15日(日) 第32回バレーボール指導者講習会
時 間 8:30~16:30
会 場 長浜西中学校体育館
参加者 湖北地区小・中・高・家庭婦人の選手及び
指導者
講 師 パナソニックパンサーズ
監 督 南部正司
選 手 岩田正之(前全日本選手)
白澤健児(前全日本選手)
パナソニックパンサーズについてご存じの方も多いと思いますが少し紹介させて頂きます。
このチームは先のアジア選手権で優勝し、間もなく始まるワールドグランプリの全日本チームに5名の選手を送り出しています。国内最大のVプレミアリーグでは、一昨年優勝、昨年は3位、5月の黒鷲旗では優勝しました。近年日本バレー界の頂点にいるチームです。
今年はバレー界の若きエース清水邦宏・福沢達哉を擁し、さらにブラジルナショナルチームのエースが今年新たに加入することになりました。12月5日から始まるVプレミアリーグは大いに期待が持てると思います。
14日15日の両日は見学自由ですので、時間のある方は是非お越しください。お待ちしております。
県大会
今日(8日)はスポ少バレーボールの秋季県大会でした。我が長浜パンサーズは男子が出場しました。
私は9:00過ぎに家を出て彦根に行きました。御門徒さんの7回忌の法事のためです。昼過ぎに法事は終わり早速服装を替えて豊郷町の社会福祉会館へ向かいました。
やっと会場に着くと、子ども達は1回戦はフルセットで勝ち2回戦を待つところでした。2回戦は個人的には素晴らしいプレーもあったのですが、結果は2-0で負けてしまいました。
1回戦は声も出て楽しくプレーが出来ていたようですが、2回戦は声も出ずミスを恐れているように見えました。
分かっていたことですが、やはり基本プレーが出来ていないところからミスが出始めます。やがてチームは浮き足立ち自分たちのプレーが出来なくなります。
写真を見ても皆腰が伸びています。今後は改めて、基本プレー(特にオーバーパス・アンダーパス)に徹底して取り組みたいと思います。
今日は子ども達にとってとても良い勉強になったことと思います。そしてとても楽しい一日であったことと思います。
タマネギの準備
今日(7日)朝7:30過ぎから家内と畑行きです。昨日午前中に耕しておいた所にタマネギ用のマルチをはるためです。9:30頃に終わり、急いで長浜小学校の体育館へ行きました。
明日は小学校バレーの秋季県大会が甲良中学校を中心に行われます。長浜パンサーズは男子が出場しますので、今日の練習は女子Aチームを相手に練習試合が中心でした。
明日私は午前中法事があり、午後には会場に行く予定をしています。
練習から帰った後、14:00から再度畑へ行きレタスと小松菜の種まきをしました。次いで一列ですがイチゴを植える準備をしてきました。16:00過ぎに帰宅。
今日も一日、ばたばたとして終わりそうです。
北海道へ
今日(6日)の新聞を見ると沖縄県嘉手納町長の発言が記されていました。
“嘉手納町長は自民党の外交・国防合同部会に出席し、岡田外相の普天間飛行場の移転について嘉手納基地との統合を検討していることについて「とても承認できなるものではない」と反対の意向を表明したとありました。
さらに、鳩山首相は普天間の移設問題を、来年1月の名護市長選後に先送りする意向を示していることについて「我が国の安全保障、外交問題を一市民の選択に委ねて首相が務まるか」と不快感を表明しています。
続いて、「これまで県外移設などと立派なことを言ってきたのだから、是非立派なことをやって首相の選挙区の北海道に引き取って欲しい」”と述べています。
今日夕刻のテレビニュースでも、普天間飛行場移設について神奈川県及び沖縄県の知事がニュヨークにおいて、従来進められてきた(キャンプシュワブ移設)方向で進めるべきだと発言していたように思います。
確かに一国の問題は、国内や周辺国の状況及び国際情勢を踏まえて政治的判断をすべきものだと考えます。そのために選ばれた者がいるのです。あまりの迎合主義では舵取りを大きく誤ることになるものと思いますが?