鶏足寺と高時小学校
今日(25日)は宮司町の有志で土倉鉱山跡に行く予定でした。しかし昨夜来の雨で中止となり、10:30過ぎ天気も良くなってきたので一人で鶏足寺に行くことにしました。
平日ですが観光バスも結構来ていましたし、自家用車での人もかなりおられました。紅葉は先週あたりがピークだったようですが、紅葉の舞い落ちる様もなかなか風情がありました。
したがって、下は紅葉のじゅうたんでした。
石道寺にも寄り、「一週間早く来ていたら・・・」と思いつつ帰ってきました。丁度腹も空いてきたので写真のお店でおにぎりと豚汁をいただきました。、特におにぎりは美味しかった。帰りに里芋とおつけものを買ってきました。
20日の総務教育常任委員会で高時小学校の改築が話題になっていましたので、帰路丁度通りかかったこともあり、高時小学校に寄りました。校長先生はこの4月から赴任された方で私もよく知っている先生でした。
この小学校は昭和31年に本館改築竣工され、県下唯一の木造建築の学校です。したがって築53年経過しています。児童数は現在62名です。
校長先生に校舎を案内していただいたのですが、廊下は広く落ち着きのある雰囲気でしたが、長浜市立の小学校に比べるととても大変な状況です。「よく子どもたちはこの中で頑張っているな」と思いました。
見れば分かることですが、教室や廊下に雨風は吹き込み冬は雪も吹き込んでくるとのことです。玄関が給食の配膳室で一部の便所は今だ汲み取り式でした。現在3・4年生は複式学級です。しかし出会った子どもたちは、どこでも見かけるように、眼は輝き明るく元気で生き生きとしていました。
学校の状況を見せていただいて、私はこの問題ははどう考えても木之本町の教育委員会を始めとする行政責任だと強く思いました。地域の住民は平成8年から学校の改築要望を強く訴えておられるのです。この時の要望書の写しが校長室に掲示されていました。子どもたちの将来在るべき姿をしっかりと見据えて、賢明なる方法で早急に対応に当たるべきだと強く思いました。
帰り道、改築要望の大きな看板が掲示されているのが目に入りました。私には住民の皆さんと子どもたちの叫びが聞こえて来るようでした。