青不動明王
今日(5日)9:00に家を出て家内と一路京都の青蓮院へ向かいました。目的は今御開帳されている国宝「青不動明王」に参詣するためです。この青蓮院は親鸞聖人が九歳の時御剃髪された所でもあります。
少し説明しますと、1144年青蓮院創建以来初めて国宝「青不動明王二童子像」が御開帳されています。「青不動」は日本三大不動の一つで、極めて強いお力によって平安時代から今日まで、篤く信仰されてきたものです。私は青不動の前に座した時、感動と強く心に迫るものを感じました。
青蓮院は江戸末期に仮御所になった所で、院を拝観するだけでもすごく値打ちがあります。ふと、こんな掲示が目に入りました。
参詣後庭を散策していると、青不動の前で御門主が護摩供養をしておられるところに遭遇しました。初めて見る光景で、しばらく合掌しながら庭からその様子を見せていただきました。
青不動について院の説明書の中に次のように記されていました。
“不動明王は、宇宙のすべてをつかさどる大日如来の使者として登場し、やがて衆生を救うために忿怒の姿で現れました。今、時代は政治も経済も共に混迷を極め、また道徳心は荒廃し様々な事件が後を絶ちません。この混迷の時代に、青不動の強い力により、世の中を少しでもよい方向、真に豊かな社会に導いて頂きたいと考え、このたび、御開帳を行うことにいたしました”と。
今日は家内の誕生祝いも兼ねていましたので、12:00前に青蓮院を出て昼食を取りに出かけました。前から気になっていたイタリア割烹料理の「スコルピオーネ吉右」に行きました。場所は団栗橋と木屋町通りの交わる左角です。気になっていただけあって、目と舌でしっかりと美味しさを味わってきました。
二階の窓から外を見ると、髪結いにでも行くのか?団栗橋を渡るいかにも京都らしい光景を目にしました。
15:00過ぎに京都(円山公園駐車場)を出て16:30過ぎに帰宅しました。心洗われる一日でした。19:30から21:30まで公民館において会議でした。