32年ぶり
昨日(23日)、18日からスタートした男子ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)2009が終わりました。これは4年に1度各大陸優勝チームが世界一を競う大会です。結果はブラジルが実力を見せつけて優勝しました。日本は32年ぶりでメダル(銅)を獲得しました。
日本の戦いは5戦ともテレビで観戦しました。前半の3試合ははかなり緊張して見ていましたが、キューバ、ブラジル戦はだいたい結果が見えていたので緊張することもありませんでした。
大会を通して日本の若きエース、清水邦宏・福沢達哉両選手の成長に目を見張りました。高さとパワーは元々あったのですが、レシーブ力がついたことに驚きました。結果、チーム全体に今までになく粘りが出ていました。後はブロック力を付けることと細かなテクニックが付けば世界にも通用するように感じました。今大会で清水君はベストスコアラー賞、福沢君はベストスパイカー賞を獲得しました。
この両君とセンターの枩田優介君は彼らの中学時代からずっと注目してきた選手であり、大変注意をして見ていました。枩田選手も松本選手のような腕のスイングと横への動きがより早くなればレギュラーは間違いないと思います。
今後の全日本の課題は、次の若きセッターと大型センターの育成ではないかと思いました。今回銅メダルを取ってくれたことで男子バレー界も少し息を吹き返すことが出来るかな?と思ったりしています。
それにしても男子バレー界の人口減少は最大の課題です。何とか少しでもその歯止めが出来ればと、今後も努力をしてゆきたいと思っています。
12月5日には男子のV・プレミアリーグが始まり、12月25日には第23回全国都道府県対抗中学バレーボール大会が始まります。この対抗戦では過去滋賀県男子は2度ベスト4に入っています。男子バレーに興味のある方は、是非こうした大会にも注目していただきたいと思います。