いよいよフィナーレへ 江・浅井三姉妹博覧会

テーマ:まちづくり
昨年の12月25日に長浜会場先行オープン、1月15日にオープンした江・浅井三姉妹博覧会は4日を持って終了となる。

大河ドラマの博覧会にかかわるのは、つごう三回目。三回目なので、本当は相談役ぐらいで逃げようとしたら、捕まってしまったというのが実のところ。

今回は小谷・浅井・長浜と広域連携で開催することになったために、当初は各会場間の調整が難航した。それでも新長浜市の最初のイベントとしては幸先よかったのではないか?。公共交通網のほとんどない、小谷・浅井の両会場は当初お客さんを呼べるだろうか、本当に心配だった。特に小谷は「本物の小谷城を見てもらうのが目的」とはいいながらも、一番きついのではないかと思われた。

当初分析を行ったコンサルタント会社は50万人楽勝と目算をはじいたが、とてもそれは信じられなかった。なんとか赤字を出さない最低限の入場者数は・・・ということから出たのが当初目標の35万人である。ふたを開けてみれば120万人近い入場者数となったし、前回閑古鳥が鳴いたバスは、今回は高い乗車率だった。

今回一番の収穫は、5万人を大きく超えた小谷城バスである。大河ドラマ館はすぐに忘れ去られるが、小谷の山から望む琵琶湖はドラマの一場面とともに記憶に残る。地元の語り部ガイド、バスに乗っていただいたボランティアガイドのみなさんのおかげである。

運営委員会の多くのメンバーが、汗を流してこの博覧会を支えてくれた。歴ドラ隊を始め、多くのスタッフが活躍してくれた。 博覧会とは、単に観光客を増やすということが目的ではない。このことを通じて、それぞれの地域が持つ良さと誇りを、次の世代に伝えていくことが一番大切なことなのだと思う。

フィナーレからプロローグへ。来年取り組む戦国大河ふるさと博覧会は、一見ピンとこないかもしれないが、戦略的には木之本・賤ヶ岳まで広域連携を広げること、語り部ガイドのネットワーク拠点を小谷に設けて、新しい仕掛けを行うことが主目的といえるだろう。

長浜は真の文化創造とその発信が問われることになる。
人が集まっているだけの貧しい街にはなりたくないね。

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2011/12      >>
27 28 29 30 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧