本麻クール敷パッドType15登場

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
昨今やたらに暑い夏の対策として、巷では冷感ジェルや冷感加工などの寝具が出ているが、私どもは自然素材で勝負。
地元の麻メーカーさんとのコラボで、本麻の生地・麻100%のわたを使った掛ふとんや敷パッドを製造販売している。

地元近江の良い素材を使いSPA(製造小売り方式)によって中間マージンを省き、配送費やCO2も抑えるという、涼しさの地産地消をめざしているのだ。

昨日仕上がってきたのが、今年の大本命。表地に40番手のラミー、シャリ感の強い近江ちぢみの生地を、裏面にはしっかりとした25番手のラミーを使った、名付けて「本麻クール敷パッドType15」。従来のタイプは近江の麻といってもリネン麻を使ったものがほとんどだった。リネン(亜麻)は肌触りが良いという特徴はあるが、こと盛夏に向けての涼しさを求めるなら、ラミー(苧麻)を使った近江ちぢみに勝るものはない。

今回は草木染めのブルーとグリーンの2色で23枚仕上がってきた。

本麻クール敷パッド15B
本麻クール敷パッド15G

本当は50枚ぐらい作りたかったのだけど、ちぢみの生地が50mしか確保できなかったからである。
表面はちぢみのシャリ感が良く出ている。

本麻ちぢみ

裏面は太番手の晒しのラミー生地だから、両面使うこともできる。四隅にはゴムが入っていて、ネットに入れて家庭洗濯ができるようになっている。

シングルサイズ(100×205cm)のみで 価格はぎりぎり19,950円。

スタッフからは、これならもっと高くても売れますよ、との声もあった。普通につけたら22,800円。一般ルートに乗せたら29,800円だろうね。それでも2万円切りにこだわっての価格設定はかなりバリューだと自画自賛。

おりしも昨晩は非常に暑かったので、これから活躍してくれることだろう。実際、うちの本麻クール敷パッドや本麻クール掛ふとんをお買い上げいただいて、クーラー使用が減った、なくなったというお客様も多い。

今年は省エネにも寄与できるだろう。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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