安眠枕ありませんか?
テーマ:眠るための道具・寝具のお話
2008/12/06 11:02
先日のこと、ご来店いただいたお客様が「安眠枕ってどういうもんや?」とのご質問。
「何かでご覧になりましたか?」「テレビでやっていたけど」
というお問い合わせはかなりあります。で、問題なのが「安眠枕」という名前の枕と「安眠できる枕」が混同されていることですね。
実際に枕を選ぶ際に問題になるのは
1.寝姿勢 (仰向け・横向け どちらがメインか)
2.頸椎高
3.気道の角度
4.敷ふとんを含めた、睡眠時の脊椎の状態
5.触感、その他 (弾性・吸放湿性等)
ここで一番問題になるのは4.。すなわち脊椎から頸椎への状態がわからないと、2の頸椎高と3の気道の角度を合わすことが難しく、枕のフィッティングは難しいのです。
解りやすい例でいいますと、硬い敷ふとんとふんわりした敷ふとんでは頸椎高を測る高さのベースが変わってきます。硬いところで測って家へ持って帰ると合わないというのは、ほとんどがこのケースです。百貨店などの枕コーナーの高さを測る敷は病院の診察室のように硬いので、このようなことが起こりやすいのです。
よく、低反発枕で上図のようなのを見ますが、明らかに枕が高すぎます。低反発といっても反発はするので、このような枕を長期間使うと頸への負担がばかになりません。
また、横寝が中心の場合は、寝ている際の肩の出っ張りをうまく吸収できる敷ふとんやマットレスを使わないと、横向いたときに背骨の線が水平にならず、肩付近の筋肉の緊張が増え、肩こりに繋がりやすいのです。
結局、最適な「安眠枕」を選ぶには、個々の寝姿勢や体格に合わせた敷選びからはじめないと、根本的な解決にはならないということなのです。
「何かでご覧になりましたか?」「テレビでやっていたけど」
というお問い合わせはかなりあります。で、問題なのが「安眠枕」という名前の枕と「安眠できる枕」が混同されていることですね。
実際に枕を選ぶ際に問題になるのは
1.寝姿勢 (仰向け・横向け どちらがメインか)
2.頸椎高
3.気道の角度
4.敷ふとんを含めた、睡眠時の脊椎の状態
5.触感、その他 (弾性・吸放湿性等)
ここで一番問題になるのは4.。すなわち脊椎から頸椎への状態がわからないと、2の頸椎高と3の気道の角度を合わすことが難しく、枕のフィッティングは難しいのです。
解りやすい例でいいますと、硬い敷ふとんとふんわりした敷ふとんでは頸椎高を測る高さのベースが変わってきます。硬いところで測って家へ持って帰ると合わないというのは、ほとんどがこのケースです。百貨店などの枕コーナーの高さを測る敷は病院の診察室のように硬いので、このようなことが起こりやすいのです。
よく、低反発枕で上図のようなのを見ますが、明らかに枕が高すぎます。低反発といっても反発はするので、このような枕を長期間使うと頸への負担がばかになりません。
また、横寝が中心の場合は、寝ている際の肩の出っ張りをうまく吸収できる敷ふとんやマットレスを使わないと、横向いたときに背骨の線が水平にならず、肩付近の筋肉の緊張が増え、肩こりに繋がりやすいのです。
結局、最適な「安眠枕」を選ぶには、個々の寝姿勢や体格に合わせた敷選びからはじめないと、根本的な解決にはならないということなのです。