金属フリーのマットレスを(電子スモッグの障害について)

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
今年1月にドイツ・ケルンでの国際家具見本市に行ったときの事です。「電子スモッグのチェック」というサービスを行う会社があるのを見つけてきました。1万円ぐらいで、電磁波障害や地磁気の乱れなどをチェックしてくれるそうです。
ヨーロッパのメーカーが、金属を使わないマットレスにほぼ100%移行した理由の1つが「地磁気や電磁波の影響を遠ざける」、ということでした。私の店が取り扱っているプロナチューラやヒュスラーネストといった自然派マットレス系のメーカーは特にその点をアピールしています。

一昨日、日本睡眠環境機構の理事会の後に、日本睡眠環境学会の前会長である近畿大学の梶井先生が、電磁波の影響について「ヨーロッパは基準が2ミリガウスやのに、日本は1000ミリガウスやで、甘すぎる!」とおっしゃられてました。日本のマットレスの多くが金属コイルを使ったものです。コイルは電磁波を増幅したり、地磁気を乱したりと問題になるようです。最近は600個以上の高密度ポケットコイルが増えていますから、電磁波に関しては余計に問題になると考えられます。梶井先生は電磁波の卵子に対する影響などもお話しされていました。IHクッキングヒーターなんて、もってのほかだそうです。

正直、日本は空間密度が高いわりに、電磁波を発生するキカイが多いので、電磁波障害はある程度しょうがない部分があります。それ故にヨーロッパのメーカーがその障害を云うのも、「なにもそこまで」と思っていたのですが、現実はかなり深刻で、ちょっと認識が甘かったようです。

私の店では主にマットレスのリサイクルや処分の問題で、金属フリーで、できるだけ生分解できる自然素材のマットレスに切り替えたのですが、結果的には電磁波問題でもこの対応で良かったことになりました。

もっとも、電磁波障害についてはWHO等でもリスクは認められているものの、科学的根拠は不十分とされています。ただ、科学的な証拠がなくても事前回避の措置を定めるという考えがヨーロッパ等では一般化しているということなのでしょう。私自身も、この分野は研究不足です。

ただ、「金属の上に眠る」より「天然素材の上で眠る」ほうが良さそうなのは、直感的にもわかりますよね。

睡眠時無呼吸症候群

テーマ:眠りのお話
ちょっとハードな内容が2つ続いてしまいました。

新幹線のこっくり寝駅通過事件で有名になった、睡眠時無呼吸症候群、SASと略しますが、実は私自身そうです。お客さんにもお聞きすると、結構予備軍の方がいらっしゃいます。脳梗塞など血管系のトラブルを起こすリスクが非常に高くなる病気です。

SASには実は横寝が効果的なんですね。ところが、慣れていないと横寝は安定しないのです。横寝をしているつもりが、いつのまにか仰向け寝、いびきガーガーで、突然息が止まるわけです。前述の睡眠ポリグラフテストも、SASのチェックの為です。案の定、低呼吸しまくっております。通常はここで、CPAPと呼ばれる強制換気システムを鼻に取り付けるのですが、結局無意識ではずしてしまうので、早々に脱落です。

そんなわけで、横寝のポジションがしやすいマットレスを色々と試している毎日です。
横寝画像1

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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