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奇跡の技

テーマ:よもやま話
定休日ですが、西川産業の展示会で東京出張です。
寝不足で、名古屋でのぞみに乗り換えをうっかり寝過ごすところでした。

普段歩かないので、東京駅から2.5kmを歩きました。
西川産業とは東京西川、近江八幡出身である西川の本家。代々甚五郎を名乗ります。西川にはそのほかに西川リビング、京都西川、昭和西川とありまして、一般のお客さんには区別がつきませんよね。

ところが、この中で一番良心的な商品作りをしているのが東京西川、一番えげつない商品作りをしているのが京都西川。ギフト品だと同じ販売価格でも、原画率が倍ぐらい違う(推定)ので、京都西川は買ってはいけません。

寝具業界もご多分にもれず構造不況業種。業界トップの企業ですが、大男総身に知恵が回りかね。従来の延長の提案しかありません。残念ながら終わっています。ただ、真面目に品づくりをしているだけあって、展示会に出る商品課別の特価品が非常にお値打ちです。ギフトのお客様でお任せいただいていた分もあり、なかなか良い買い付けができました。

時間が余ったので、夕方から上野の国立博物館へ。興福寺の国宝阿修羅展です。
いままで直に見たことがありません。
八部衆、十大弟子の乾漆像のリアリティといったら、信じられません。もっと早く見ておけば良かった・・・
1300年前に、わずか1年で作られたとは思えません。奇跡の技です。
正直背筋がふるえてしょうがありませんでした。
一見されたし

紙のグリーン購入ガイド策定中

テーマ:まちづくり
【トピック(エコプロ-みんなのエコプロジェクト-)】会社のエコプロ

滋賀グリーン購入ネットワーク(SGPN)の土屋代表幹事から、グリーン購入ネットワークで現在策定中の「印刷・情報用紙購入ガイドライン」について、SGPNの幹事宛に意見徴収のメールが来ました。

昨年1月に起きた古紙混入率の偽装問題以来、新しい指針作りをということで取り組まれてきたものです。
ガイドラインの冒頭は

【紙の使い方】
紙の無駄遣いをしないこと

まぁ、これが一番大切なのですが、コンピュータ社会になってペーパーレスといいながら、紙の使用量そのものがかなり増えています。プリンタの低価格化で軽印刷と呼ばれるものが簡単にローコストでできるようになった部分が大きいですね。
PDF等を有効利用してペーパーレスにすればいいのでしょうが、現実はハードコピーを取らざるを得ない状況があります。私の机の周りも、いろんな印刷物、あるいは会議の資料が山積みになっていますね(単に整頓が悪いだけ)。
現在、メーカーに対して発注書をワードで作成、PC-FAXから直接送る取り組みを始めました。、返信は紙になりますし、業務の流れから云うと、ハードコピーも必要です。

さて、ガイドラインですが、かなり突っ込んだ議論がなされています。
単純に古紙混合率を上げるだけでなく、パルプ原料の森林認証や漂白などの過程をどのように評価していくかが問題で、多くの森林が失われていることから生態系の維持、さらにはCO2排出量を森林伐採から全工程でどのように減らしているかの評価、あわせて国産材の有効利用なども含まれます。

これに関しては専門外なので、コメントをするには全く至りませんけど。もうすぐガイドラインが正式発表されることになるでしょう。これらを通じて、環境負荷に取り組んでいく企業が生き残れるようなしくみにしていくことも目的の一つです。

現在私の店では
通常印刷(FAXや一般的な資料)は 滋賀コクヨのヨシパルプ混入紙 リエデン
DMやパンフレット印刷はFSC認証パルプを使ったペーパー を使っています。
名刺用も ヨシパルプ混入紙を使い始めました。
一番良いのは チラシもパンフレットも作らないことなんですが・・・ これをすると、企業が成り立ちにくいので、なかなかねぇ・・・

Windfall 絶品でHappyな一日

テーマ:まちづくり
今日は白君の結婚披露宴が新しくなったソプラで行われました。
彼はブログをサボっていますが、それどころでなかったんでしょうな。落ち着いたら復帰してほしいものです。
Happyな結婚披露宴。

席は右隣がじんとにっく氏で、左隣はアロマ大使氏であります。顔見知りが多いので、例によってべろべろに酔っぱらってしまいました。

さて、しばらく休んで、なんとか川崎やへ。
入りますと、PTAの副会長をしていただいているNさんと娘さん。

ゆあさまさや さんと、いいくぼさおり さん。
2人とも絶品でした。ゆあささんは昨年の12月のクリスマスマーケット2008の際にお聞きして、すごいなぁと思いつつ。お初のいいくぼさおりさんは、これまたすごい!の一言。テンポの良さ+心にしみいる歌声と歌詞。その昔、谷山浩子を初めて聞いた時のような衝撃。(テイストは似たところもありますが・・・矢野顕子と足して2でわった?・・・それも違うな)。

これで1,000円は安すぎるなぁ~ ということで、CD・DVDを総まとめ買いです。

Windfallとは 思いがけない授かり物という意味ですが、本当にHappyな一日

農業MBAなら

テーマ:まちづくり
先の記事に関連して

金融工学とかなんかのMBAは時代遅れですけど、農業MBAでビジネススクールを引っ張ってくるのなら、これからの有望株だと思います。パソナグループが取り組んでいますね。さすがに先読みが早い。

長浜農高と高大連携を行い、湖北の農家を農業ビジネスの実験現場として組み込みながら進めていくのなら将来性はありそうです。
バイオアグリビジネスも考えられるし、環境マネジメント関連も含めると、現在湖北長浜が持っている資源(農高、バイオ大、環境ビジネス、多くの農家) 有効に生かせそうです。

そこで育った農作物を、観光客ルートや飲食店の地産地消メニューで展開するとか

なにより優秀な人材が農家に返ってくるということが良いと思いますね。
農協はしょうもない金融商品をTVコマーシャルして売るより、こういうことを真剣に取り組むべきなんじゃないか?


いかがかな?

エリート教育

テーマ:まちづくり
今日は虎姫高校PTAの第1回常任委員会でした。今年は会長をおおせつかりました。

私は虎高は進学校ではなく、エリート校であると考えています。エリートという言葉には、どうもいやみな秀才的イメージが付きまといますが、本来、次世代のリーダーを育成するということです。その意味で、単なる進学校では意味がないと思うんですね。

リーダーを育成するというは、もちろん頭脳も必要ですが、それより人格の形成が一番であることはいうまでもありません。自らの哲学を持たない秀才は役に立たないどころか、やっかいなだけです。お金が全てという哲学だと村上ファンドだったり、オールこけた金融資本主義の皆さんだったりして、へんな哲学もこまりものですが・・・無いよりましですかね。

日本で最もエリート教育らしかったのは、旧制高校ではないでしょうか?鬱勃たるパトスがカオスとなって、一種独特の空間を作り上げていたといわれます。寮歌はいち、に、さんではなく、ワンツースリーでもなく、アイン・ツヴァイ・ドライでないと始まらないのです。私が高校時代はそういう旧制高校の匂いをぷんぷんさせた先生方が多かった。北川前教育長もそのお一人でした。

ノスタルジーかもしれませんが、多様な価値観を包含するエリートを育てる場であって欲しいですね。

MBAがエリートの証だと、10年以上前の価値観がアップ・ツゥ・デートだと勘違いなさってる某市長さんには理解できんのかなぁ。少なくとも現在価値は失われているし、未来価値があるとは思えませんね。

旧制高校には、「アナクロニズムの残党」と自嘲気味に己を表現したことが多いと聞きますが、本当のアナクロでは困ります。

(誰かが、アナクロ放送は2011年で終了ですと茶化しそうだな)


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副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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