紙のグリーン購入ガイド策定中
テーマ:まちづくり
2009/05/10 11:52
【トピック(エコプロ-みんなのエコプロジェクト-)】会社のエコプロ
滋賀グリーン購入ネットワーク(SGPN)の土屋代表幹事から、グリーン購入ネットワークで現在策定中の「印刷・情報用紙購入ガイドライン」について、SGPNの幹事宛に意見徴収のメールが来ました。
昨年1月に起きた古紙混入率の偽装問題以来、新しい指針作りをということで取り組まれてきたものです。
ガイドラインの冒頭は
【紙の使い方】
紙の無駄遣いをしないこと
まぁ、これが一番大切なのですが、コンピュータ社会になってペーパーレスといいながら、紙の使用量そのものがかなり増えています。プリンタの低価格化で軽印刷と呼ばれるものが簡単にローコストでできるようになった部分が大きいですね。
PDF等を有効利用してペーパーレスにすればいいのでしょうが、現実はハードコピーを取らざるを得ない状況があります。私の机の周りも、いろんな印刷物、あるいは会議の資料が山積みになっていますね(単に整頓が悪いだけ)。
現在、メーカーに対して発注書をワードで作成、PC-FAXから直接送る取り組みを始めました。、返信は紙になりますし、業務の流れから云うと、ハードコピーも必要です。
さて、ガイドラインですが、かなり突っ込んだ議論がなされています。
単純に古紙混合率を上げるだけでなく、パルプ原料の森林認証や漂白などの過程をどのように評価していくかが問題で、多くの森林が失われていることから生態系の維持、さらにはCO2排出量を森林伐採から全工程でどのように減らしているかの評価、あわせて国産材の有効利用なども含まれます。
これに関しては専門外なので、コメントをするには全く至りませんけど。もうすぐガイドラインが正式発表されることになるでしょう。これらを通じて、環境負荷に取り組んでいく企業が生き残れるようなしくみにしていくことも目的の一つです。
現在私の店では
通常印刷(FAXや一般的な資料)は 滋賀コクヨのヨシパルプ混入紙 リエデン
DMやパンフレット印刷はFSC認証パルプを使ったペーパー を使っています。
名刺用も ヨシパルプ混入紙を使い始めました。
一番良いのは チラシもパンフレットも作らないことなんですが・・・ これをすると、企業が成り立ちにくいので、なかなかねぇ・・・