ダッチロール?
昨日(12日)の茨城県の県議会議員選挙では65人中、民主党公認・推薦候補は6人の当選を見たとのことです。これは民主党の完敗であり、現政権に県民が「NO」を突きつけたものだと思います。
小沢一郎の政倫審への招致について、国民の80%以上が同意をしています。その為に、岡田幹事長を中心に執行部は手を尽くしているようです。
ところが、今日の役員会では小沢一郎が政倫審に出るか出ないで民主党は意見が二分しています。彼は「私は一兵卒として民主党のために頑張ります」と言ったはずです。
その一兵卒が党の幹事長の要請にも応じないとは、民主党は規律無き政党と言わざるをえません。一体この政党はどうなっているのでしょう?
こうしたときに、昨日、菅首相は「今までは仮免許運転だった、これからは自分の色を出したい」とは一体何事でしょう?これは、政権担当能力がないことを告白したにも等しいことです。これまでの脱線・衝突・告知無き進路変更を見れば理解は出来ます。
しかし、これまで半信半疑で日本丸に乗ってきた国民はいったどの様に返答すればよいのでしょう?まさに現政権は、「JAL」と同じように破産寸前かダッチロール状況だと思わざるをえません。
NHKの政党支持率を見ると自民党が民主党を少し超えたようです。その自民党にも党内の不統一や国民をリードする姿勢が見えません。理由は、党のバックボーンが明確になっていないことが原因だと思います。