驚愕
去る11月29日、参議院本会議場において議会開設120年記念式典が行われました。そこで驚愕すべきことが起こりました。
それは、中井洽民主党前国家公安委員長、現衆議院予算委員会委員長が来賓の秋篠宮ご夫妻が天皇、皇后両陛下のご入場まで起立しておられるのを見て、「早く座れよ、こっちも座れないじゃないか」と不平を漏らしたと今日(1日)の報道にあったことです。
そこには、“秋篠宮ご夫妻は式典会場の参議院本会議場に入り、天皇、皇后両陛下のご入場まで約5分間起立して待たれた。国会議員も立っていたところ、中井氏は1分半ほどして「早く座れよ」などとぼやき始めた。それほど大声ではなかったが、議場は静まっており、周囲に響き渡った。(例え彼が言うように副議長に言ったとしてもあってはならない言葉だと思います)
みんなの党の桜内文城参議院議員は30日のブログに「想像を絶することが起こった。これでは国会崩壊だ。一人の国民として今回の野次は決して許すことが出来ない」と批判している”とありました。
天皇、皇后両陛下をお迎えして国会の節目となる行事だっただのですが、衆参両院の国会議員721人の内出席したのは370人で、党として欠席した共産党(15人)以外に330人以上が欠席したとのことです。
私は国民の前に欠席した議員の指名を公表すべきだと思います。
所で、中井洽衆議院議員の行状には責任を問われるべき問題が山積しています。
・元社会党→民社党→新進党→自由党→民主党(小沢一郎の側近)
・光熱費虚偽記載
・路上キス事件(議員宿舎に女性連れ込む);この事件では「私は独身だから問題ない」と開き直っているが、氏の婦人は彼の遊びに苦悩して自死したと言われています。
・福島沖地震の時女性と映画鑑賞
・外国人参政権積極的推進者
・拉致問題担当相としてその解決は半歩も進展せず。所管の拉致問題対策本部事務局に一度も顔を出さず。
・子どもたちの「拉致問題で私たちになにが出来るか」との質問に、横田めぐみさんの話に触れ「めぐみさんは高校生の時仕事帰りに拉致されたが・・・・」と話して周囲のものを驚かせている。
こんな無知で無責任な人間がどうして国会議員をしているのか、政権の中枢にいるのか疑問でなりません。
この式典の最中、自民党逢沢一郎国対委員長の携帯に着信音が鳴り響いたともありました。これも緊張感の欠如ではないでしょうか。(長浜の議会では本会議中や委員会の最中に、しょっちゅう電話の応対で抜け出す議員がいます)
再度出てきた小沢一郎の資金管理団体「陸山会」が身内の候補者に配分した巨額の資金を筆頭に、菅内閣の献金受領問題等今だに解決されない「政治とカネ」の問題。一体何のための政権交代だったのか?日本列島は、このままでは本当に沈没の方向に向かっているのかもしれません。