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北の戦略フォーラム開催「その後の長浜-北の戦略」

テーマ:まちづくり
6月30日(土)の午後3時から、木之本の妙楽寺さん(富田酒造さんのお向かい)で、出島二郎先生の講演会を開催します。

出島先生の「その後の長浜2003-2012」の発刊を記念​してなんですが、なぜ木之本で開催するか。

合併して、博覧会を開催したり広域にまたがる取組みを行っています。ただ、木之本を中心とした旧伊香郡は湖北の奥座敷ともいえるもの。長浜の中心部のようにちゃらちゃらと人を集めたいというのではないでしょう。

それではどうするか?
これからいろんなシナリオづくりを行​っていくためにも、湖北のこれからを考えたい、何か仕掛けたい人​たちに集まってもらいたいと思います。新しいコトおこしに触発さ​れるだけのコトバが聞けるでしょう。

交流会はすし慶さんで、次なるスタートへ向けて語り合いたいので​す。飲食入りますので5000円参加費。間違いなく、出ていただ​いた方が値打ち。

講演会は当日でもいいんですが、できれば交流会含めて事前に申し込みください。
NPO法人まちづくり役場 0749-65-3339 machiyak@mx.biwa.ne.jp

復活 まち座七日講

テーマ:まちづくり
まちづくり役場では一時中断していた「まち座七日講」を4月7日から再開します。
黒壁運動の元になった「ながはま21市民会議」の創設から30年、ちょうど1世代が交代します。全国的に知られた長浜のまちづくりですが、大きな岐路に立っているのも事実です。

新しいまち座七日講では、講師を迎えるというより、まちづくりの課題についてなど、当面フリートークで行いたいと思います。

開催日時 4月7日(土) 午後7時~9時ぐらい
開催場所 まちづくり役場
参加費 1000円

気楽に覗いてください。飲み物等は持ち込みも歓迎。
基本的に毎月7日開催です。

竹生島へ

テーマ:まちづくり
今日(27日)は定休日。4月から就職する娘(三女)を連れて嫁さんと竹生島へ。

とにかく天気が良かったし、大河ふるさと博の先日行われた内見会の時には行けなかったので、様子見ということもあった。スタッフとして申請すれば費用はかからないらしいが、覆面でのぞむ。

土日オープンのぐずつきは嘘のように雲一つなく晴れ渡り、クルージングも実に気持ちが良い。

船内ではfrom北近江のビデオが上映されている。10年も前に北近江浪漫交流圏委員会で作った5分番組×26の映像シリーズである。なつかしいし、今なお役に立っているのもうれしい。
第1話はゆうこりんさんが登場・・・そう、若女将の時代



島に上陸すると、入島料(拝観料みたいなもの)を払うのだが、ここがわかりにくい。
到着から出発までは80分の時間があるのだが、どのように時間配分するといいのか・・・じっくりパンフレットを読めば判るのだけど、直感的に理解しにくい。このあたりは看板も含めて再考の余地がある。

大河ふるさと博の特別展示と宝物殿は別料金なのだが、買おうかどうか逡巡している方がかなりあった。もし、「竹生島を堪能する歩き方」なる指南書があれば、すんなりと最初からセット料金を払って頂けると思う。実際、展示や宝物殿を見なかったら、結構時間を余してしまうからだ。

島内では2カ所で語り部ガイドの方が竹生島の説明をしていただいているのが、今回の大河ふるさと博の特徴である。

私自身久しぶり、嫁に至っては30年ぶり、娘は始めてだが、なかなか充実した時間だった。
地元の方も、ぜひ訪れていただくことをおすすめしたい。

イベントをするということ

テーマ:まちづくり
いよいよ明日から戦国大河ふるさと博覧会が開幕する。
秀吉博から始まって、博覧会と名の付くものに関わるのは4回目、だから、入場者が増えて街が賑わいました・・・なんてことはどうでも良い・・・と考えている。もちろん、閑古鳥で赤字というのでは困るわけだが。

何のためにイベントをするのか? イベントの主題は何か?

しばしば「活性化」という名の下にさまざまなイベントが企画され、実行される。
では何の活性化なのか・・・というと、雰囲気的には多くの人が来られて賑わったことが地域の活性化になると信じられている。決して間違いではない。

しかし重要なのは、その地域あるいはコミュニティを支える「組織の活性化」だろう。イベントをすると、重ねていくと組織は疲弊化する。活きが良いのはせいぜい5年ぐらいまで、それでは続いていかない。

昨年もそうだが、特に今回は次の世代の育成ということが大きな意味を持ってくると思う。次の世代というのは必ずしも若いというだけではない。昨年も、小谷城ガイドに多くの人が関わって活躍いただいたように、今年も賤ヶ岳や竹生島など新たにガイドとして関わっていただく方が多くいらっしゃる。

長浜会場も、今日の設営には商工会議所青年部や青年会議所など多くの若いメンバーがにご参加いただいた。

これらイベントに係わっていただいた人の中から、次代の地域プロデューサーとなる人材を育成していくことが、イベントに求められる、と思う。

特にイベントを裏方としてサポートする市の職員さんは、ご苦労だけどイベントをうまくこなす、というだけでなく、市民や志民を育てるということを主眼に取り組んでいただきたいと思う。
それが、真の意味での市民協働型社会を創ることになるのだろう。



金沢から見る。その後の長浜

テーマ:まちづくり
昨日は金沢。心配された雪の心配もなく、出島先生の事務所へ。

長浜物語


2003年にまちづくり役場が発刊した「長浜物語-町衆と黒壁の十五年」
この続編の「その後の長浜2003-2012」刊行へ向けての打ち合わせである。

まちづくり、書いてしまうと5文字だが、5年10年で完結するものではない。というよりは、永遠に続いていくための物語でなければならない。

黒壁に代表される代表される長浜のまちづくりを主導した「ながはま21市民会議」が生まれて、今年で30年。30年度言えば一世代交代するのである。
一世を風靡したと言われないためにも、この本の発行は、今何をすべきなのか、を考えるいいきっかけになるだろうと思っている。

一方で、3.11から間もなく1年。東日本大震災は、今まで私達が取り組んできた「まちづくり運動」の方法論にある種の無力感を感じさせてしまった。

「廃墟の美学」という出島先生の言葉がある。想像力が枯渇したら廃墟に佇め、ということなのだけど、実際に本当の廃墟に佇んでみると、生半可な想像力では太刀打ちできない現実がある。それでも、我々はイメージし続けなければならないのだろう。

真の姿を観察すること、じっくりと思惟すること。大河ドラマの喧騒が去った長浜で考えてみたい。

この春には刊行、そして初夏には記念のイベントを企画しようと思う。


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