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地球温暖化対策その1-良質な睡眠をとること

テーマ:眠りのお話
洞爺湖サミット=地球温暖化サミットも近づいてまいりました。
そこで眠りのプロショップがお届けする地球温暖化対策その1は「良質な睡眠をとること」

その1ということは、これが一番重要ということ。 「保温性の高い寝具を使うこと」や「夏エアコンが不要な涼しい寝具を使うこと」以上に大切ということです。

昨日のブログで、睡眠障害による損失が年間3兆5000億円あるという話をしました。これはGDPの0.7%近い数字ですから、これを30%も改善したら大変です。

睡眠障害の引き起こす問題は、事故と生産性の低下です。生産性がアップすれば、それに費やされるエネルギーも減るわけですね。単純に考えれば残業を減らすことができて、電気代も減るわけです。

事故はもっと顕著です。チェルノブイリやスリーマイルなど有名で重大な事故は、ほとんどが午前2~5時ごろ。交通事故も交通量あたりの事故数はこの時間が最も多いといわれます。これは、この時間が1日のうちで最も覚醒度が低いからなのです。有名なのは睡眠時無呼吸症候群(SAS)によるものですが、自覚症状のないものが多いというのも特徴的ですね。

みんな目覚めがすっきりして、気持ちの良い朝を迎えることができたら、社会全体がなごむと思うんですけどね。

えっ?どうやって良質な睡眠をとるかっていうと・・それが私の商いです。キーワードは「敷ふとんとベッド」
まくらはその次ですよ。

霞ヶ関の居酒屋タクシー

テーマ:よもやま話
霞ヶ関の官僚の居酒屋タクシーが問題になって、またもや官僚がバッシングされています。

しかし、午前零時を超えて帰らなければならない状態が常態化していることに、何故おかしいという声があがらないのでしょうか?たまに東京へ行きますが、霞ヶ関にかぎらず、どこも夜遅くまで事務所の電気がついているのが当たり前みたいになっています。けど、おかしいよね。

高級官僚に知人はあまりおりませんが、彼らの立場から言えば「アホな政治家と国会対策のために夜遅くまで残業させられて頑張ってるのに、帰りのタクシーでのビールぐらいいいじゃないか」って思いますが・・・
もちろん、中にはええかげんな奴もいるそうですけど

もっとも、零時を過ぎて2万円もタクシー代を払うのなら、近くの良いホテルに泊めたほうが安いですし、良好な睡眠時間を確保することで、生産性の向上を考えるのであれば、それのほうが日本国のためになるんじゃないかと思いますが、諸氏の意見は如何?

サマータイムと睡眠障害と経済損失

テーマ:眠りのお話
地球温暖化のためにサマータイムを推進しようという動きに対し、日本睡眠学会が「睡眠障害が増え、経済損失は1,200億円になる」と異議を唱えています。睡眠障害による経済損失は年間3兆5000億円という日大の内山教授による試算が出ていますが、サマータイムを導入すると、切り替え時に睡眠リズム障害が出るためです。日本は特に睡眠時間が短いので、この影響がかなりでるのではないか、と考えられています。

年間3兆5000億円という経済損失は、睡眠障害によって引き起こされる事故や生産性の低下などによるものですが、実にGDPの0.6~0.7%にもあたる数字です。実は昨年のグリーン購入大賞のエントリーの際にPRしたのもこの点です。すなわち、環境に負荷を与えない寝具も大切ながら、睡眠の質を上げることが社会全体のエネルギー損失を減らすという考え方です。

睡眠の質を上げることでこの経済損失を20%改善できるとしたら、効果は7000億円にもなりますから、これはCO2何トン分になるのでしょうか。寝具業界も不況・不況と言っていないで、この点をもっとPRすればいいのにと思います。

ところで、今年の夏は暑いそうです。寝具でできる温暖化対策のキーワードはズバリ「麻」と「脱脂綿」。
麻は熱伝導率が高く、熱をこもらせないので寝苦しさを軽減してくれます。脱脂綿は吸湿発散性にすぐれ、寝床内の湿度を下げるのに役立ちます。おすすめは先日オリジナルで作った麻のガーゼケットと、現在仕立て中ですが、近江縮みの麻生地と麻わたで作る丸洗いOKの敷パッド。脱脂綿バージョンも同時並行で仕立て中です。
昨年リネン麻で作ったところ「エアコン要らず」と非常に好評でした。今年は涼感をさらにアップさせるために近江縮みで計画中です。

フードマイレージならぬ、ふとんマイレージ

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
環境ネタが続きます。昨日大津からの帰りに、偶然後輩の県庁職員と一緒になりました。県のCO2削減の一環としてのフードマイレージの話をしたら「フードマイレージ? 食事をしたらマイルが貯まるの?」と県の職員としてはあるまじき発言をしましたが、世間一般はそんなものでしょうね。

フードマイレージとは食物が採れた場所から消費地までの距離です。距離が長いほどCO2がかかっています。たとえば地中海産のマグロとかですね。それ故に、CO2削減の一環として「地産地消」が叫ばれるようになったわけです。食のグリーン購入ともいわれています。(もちろん、無農薬・減農薬・路地栽培なども含めてですが)

私の店で問題があるとすれば、ふとんマイレージです。長く使えて生分解する、環境に負荷のかからない品質の高い製品はヨーロッパ製品が多いのです。日本製では手に入りません。日本で加工するものも、真綿などは地元の工場で可能ですが、羊毛ふとんなどの加工は大半が島根県です。地元にも加工場は多いのですが、ほとんどが量販店やホームセンターの低級品に特化しているため、品質を期待できないところが多いのです。

品質を落とすわけに行きませんから、この問題はやっかいですね。ドイツで作ってもらうオリジナルの羊毛ふとんに使うリネン麻の生地は、最初は日本から送っていたのですが、航空便なので運賃もCO2もばかになりません。これについては、今年からはリトアニアの工場にお願いして、すこしでもCO2削減になっているかと思いますが・・・。

結局
輸入にかかったCO2を(長期間使えたり、保温性が良くて暖房等を減らすことで削減できるCO2)+(睡眠の質が上がることで、生産性向上や事故の減少によって削減できるCO2) で十分すぎる穴埋めをすること、ということを目標に掲げたいと思います。

限りある地球の上で、限りない発展を目指そうとしている

テーマ:よもやま話
今日は滋賀グリーン購入ネットワークの総会。昨年グリーン購入大賞を受賞したご縁もありまして、今年から幹事に名を連ねることになりました。

タイトルの言葉は総会後の講演で、講師の枝廣淳子さんがおっしゃった言葉。温暖化の背景を一言でお話しされました。なるほど。
講演の冒頭で地球温暖化のシミュレーション映像を見せてくださいましたが、かなりショッキング。この映像はチームマイナス6%のホームページからも見ることが可能です。

現在、地球の扶養力は1.39、すなわち現在の人口を食べさせていくためには地球が1.39個要るということですが、実際にあるわけではないので、その分地球に無理をかけているということですね。カタストロフィは臨界点を越えると一気に進みますから、もはや待ったなし。滋賀県も2030年に1990年比50%削減を目標に掲げました。

このグローバルな問題を、どうやってローカルで行動するかが問題ですね。
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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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