値上げの冬

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
不況でデフレの世の中・・・値上げなんてとんでもない・・・というべきなのだが・・・

綿花相場が暴騰している。2年ぐらい前までは55セントをうろちょろしていたのだが、今年初めが70ぐらいで今日なんか150!中国から製品を輸入している友人が、来期の綿生地は価格が倍!といわれて絶句したそうだが、この価格から云うとそれですむのか疑問でもある。
日本はデフレ傾向だが、新興経済国は成長率も高く、当然綿の需要も多い。このあおりを食って、来春からサテン生地などが軒並み値上げである。国内マーケットの弱さから生地屋も強く出ることもできず5~10%程度なのだが、布団は生地量が多いだけに困ったものだ。綿生地は採算が悪化して国内では高級素材以外はほとんど海外になってしまった。利幅が薄い構造なので、原料の高騰を吸収できるようになっていないのが問題だ。WEBを検索していると、この秋には相場は下がるだろうという3月の予測があったが、大外れである。これからどうなるのか予断を許さない。

頭が痛いなぁと思っていたら、今度は羽毛の値上げの事前通告。羽毛価格は昨年半ばからじりじりと上がり続けているが、1月のハイムテキスタイル見本市での値上げは避けられそうにない。原因はいろいろ言われているが、ダウンウェアの需要が多いことが一因だと思われる。

加えて、相当に高品質でありながら価格が非常にお手頃なカウフマン社のブランブラン・ステッキ-シルバーグースの在庫がわずかになってきた。ただ、この原料は一昨年に多めに手当しておいたから良かったものの、昨年は十分な品質のものが確保できなかった・・・ことから、来月に展示会に行って手に入るのかどうか不安である。
もし手に入らないとすると、シングルサイズで掛・肌セットで20万円を切って提供できるラインが無くなってしまう。かといって、中途半端な原料にしてしまうことは絶対にできない。

今日明日ということではないが、製造直売は、通常安く出しているかわりに原料コストの変動の影響を受けやすい。生地や原料など当面は大丈夫なのだが、4月以降の展開となると同じようにいかない。

頭がいたいなぁ・・・


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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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