夏バテと睡眠
テーマ:眠りのお話
2008/07/20 10:30
梅雨も明け本格的な夏。暑い寝苦しい夜が続きます。
夏バテ対策にはいろいろとあり、土用の丑のうなぎもその一つですね。実は、質の高い睡眠を取ることも夏バテ対策に重要なのです。
理想的な寝床内は温度33℃湿度50%といいます。ですから温度だけをみれば、本当は熱帯夜といえども大丈夫なはずです。問題は湿度、日本の夏は湿度が高いので不快指数があがるわけですね。
この図から判るように、ヒトは最初の深いノンレム睡眠時に大量の汗をかき、大量の成長ホルモンを分泌させます。これはノンレム睡眠の深さと連動しているので、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌も少なくなります。
成長ホルモンは、身体のダメージをリペアするいわば疲労回復ホルモン。子どもにとってはまさに成長のために必要なホルモンです。このホルモンの分泌が悪いと、疲労や身体のダメージが蓄積します。これが夏バテのもとになるのですね。
また暑いからといってエアコンのかけすぎも、別の問題を引き起こします。中にはエアコンをがんがんかけて、布団を掛けている方がいらっしゃいます。睡眠環境からいえば悪くないのですが・・・省エネには問題・・・。
対策は何度も言っておりますが
1.吸湿発汗性の良い寝具を使い、水分を素早く逃がして寝床内の湿度を下げる
2.体温と気温の差が少なくなるので、熱のこもりにくい熱伝導性の高い素材を選ぶ
この2点が基本となります。
ねむりはかせのおすすめは
掛は 薄手の麻ふとん+麻のちぢみのカバー、もしくは 麻、麻混のガーゼケット
敷は 敷の上にエアーサイクロンやハニカムシートなど高通気性のシートを敷いて水分移動を確保し、その上に麻100%の敷パッドを使う
あたりでしょうか
エアコンの使い方は難しいですね。睡眠は最初のノンレム睡眠をいかにうまく得るかにかかってきますので、最初は強めに、後は弱めもしくは切って、ゆらぎのある扇風機などと併用するのが良いと思います。一番良いのは自然の風だと思います。蚊帳を見直すのも手ですね。
昨今の住宅は機密度が高く、風が通りにくくなっていますから、このあたりが難しいところです。
夏バテ対策にはいろいろとあり、土用の丑のうなぎもその一つですね。実は、質の高い睡眠を取ることも夏バテ対策に重要なのです。
理想的な寝床内は温度33℃湿度50%といいます。ですから温度だけをみれば、本当は熱帯夜といえども大丈夫なはずです。問題は湿度、日本の夏は湿度が高いので不快指数があがるわけですね。
この図から判るように、ヒトは最初の深いノンレム睡眠時に大量の汗をかき、大量の成長ホルモンを分泌させます。これはノンレム睡眠の深さと連動しているので、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌も少なくなります。
成長ホルモンは、身体のダメージをリペアするいわば疲労回復ホルモン。子どもにとってはまさに成長のために必要なホルモンです。このホルモンの分泌が悪いと、疲労や身体のダメージが蓄積します。これが夏バテのもとになるのですね。
また暑いからといってエアコンのかけすぎも、別の問題を引き起こします。中にはエアコンをがんがんかけて、布団を掛けている方がいらっしゃいます。睡眠環境からいえば悪くないのですが・・・省エネには問題・・・。
対策は何度も言っておりますが
1.吸湿発汗性の良い寝具を使い、水分を素早く逃がして寝床内の湿度を下げる
2.体温と気温の差が少なくなるので、熱のこもりにくい熱伝導性の高い素材を選ぶ
この2点が基本となります。
ねむりはかせのおすすめは
掛は 薄手の麻ふとん+麻のちぢみのカバー、もしくは 麻、麻混のガーゼケット
敷は 敷の上にエアーサイクロンやハニカムシートなど高通気性のシートを敷いて水分移動を確保し、その上に麻100%の敷パッドを使う
あたりでしょうか
エアコンの使い方は難しいですね。睡眠は最初のノンレム睡眠をいかにうまく得るかにかかってきますので、最初は強めに、後は弱めもしくは切って、ゆらぎのある扇風機などと併用するのが良いと思います。一番良いのは自然の風だと思います。蚊帳を見直すのも手ですね。
昨今の住宅は機密度が高く、風が通りにくくなっていますから、このあたりが難しいところです。