冷やすジェルシートってどう?

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
温暖化による気候変動なのか、夏は毎年暑くなっているようです。
寝苦しい日本の夏を少しでも涼しくということで、昨年ブレイクしたのが特殊な冷却ジェルを使ったシート。敷ふとんの上にのせることにより、体を冷やしてくれるというものです。

最初に開発をしたのは福井の会社で、昨年は爆発的に売れ、品切れを起こしてしまったほどです。この会社、同時に割安な麻のガーゼケットやパットを作っているので、昨年から取引を始めました。

どうも2匹目のドジョウを狙っている会社は多いらしく、今年はさまざまなところから冷却ジェルシートが発売されています。私の店は昨年初めて扱いましたが、今年はやめることにしました。

問題点は3点です。
1.冷えすぎてしまうということが問題でした。寝た瞬間はひやっとして気持ちがいいのですが、そのうちに皮膚の表面が冷えすぎてしまい、快適とはいえません。その一方で、体温と同じまで暖まってしまうと、かえって生ぬるく感じるという声が少なくありませんでした。

2.表面はPVC(塩化ビニル)なので、通気性はまったくなく汗をすいません。背中なんかは、汗がたまってしまう傾向にあります。

3.結構重量があり、しかも耐久性が3~4年と短いのも問題です。

実際には麻、ガーゼや脱脂綿の敷パッドを敷くことで1や2の欠点をあるていどカバーできるのですが、耐久性の問題から私の店で扱うには不適と判断いたしました。

とはいえ、夏の夜は気持ちよく眠りたいものです。天然の涼感素材「麻」をおすすめします。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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