<<最初    <前    211  |  212  |  213  |  214  |  215    次>    最後>>

審判のジャッジ

テーマ:ブログ
 昨日のオリンピック柔道の谷本の内股は素晴らしかったですね。久しぶりに日本柔道というものを見せてもらいました。相手のフランスの選手もしっかり組み合って本当に見ごたえのある試合でした。

 この試合の前の3位決定戦。先日記述した日本から選出の藤猪先生が主審をしておられましたが、やはり素晴らしい判定でした。決勝戦の審判もよかったです。だから内容の濃い試合が出来たのではないかと思います。

 私の独断ですが、よい審判の条件(柔道に限らず他の競技においても)は次の3つを満たすものだと思います。
それ以前に観客の声援などに左右されない毅然とした態度が取れる事が条件ですが。

1、その試合において判定にブレがない
  野球などわかり易い。審判によっては同じ所へ投げてもストライクになったりボールになったり。よい投手は投げているうちに「ここは今日はストライク」「この高さは今日はボール」と把握してピッチングを組み立てるのである。それなのに判定がばらばらではなんともならず。試合がおかしくなる元です。よく選手が判定に怒りをあらわにするのはこれが元で、きわどい判定が起こったとき、たまっていた鬱憤が爆発するのです。

2、試合やゲームがよくなるように適当なところでリセットする
  サッカーやラグビーでの反則があった際のアドバンテージの取り方などは典型的な例。柔道では試合の流れがおかしくなれば「待て」といって開始線へ戻しリセットする。ボクシングでも同じ

3、試合を妨げることなく、正しい判定が可能な位置に必ずいる
  野球でクロスプレーになったり、相撲で同体など、もつれたときに正しい位置にいないと誤審が起こる。名審判といわれる人は流れを見てその位置にさりげなく移動している。シドニーオリンピックの柔道の篠原が負けた世紀の誤審はこの正しい位置を審判が取れていないのも原因です。
 

 要するにそのスポーツがわかっていないと無理だということです。だから、素人では審判が出来ないのですね。
柔道などの格闘技は上の3つのうちの2が大切。これを見るとまた楽しみが出ます。

 話しは違うけれど、来年からの裁判員制度どうなるのかな。人生の正しいジャッジはどうするの

 

琵琶湖干拓資料館

テーマ:ブログ
 北島に続けと体操団体は銀、よくやったと思います。アテネで久しぶりに日本が好調だったので今回はあるテレビでのコメント「薄曇りのようなメダル獲得。」確かにそんな感じですね。バドミントン、マエスエかスエマエかまだ決まっていないらしいけれど、大金星をあげました。話題の美人ペア・オグシオは中国の、あれ男とちやうのという様なペアから2ゲームで13点しか取れず完敗。オグシオの第1戦デンマークペアとの試合中、違うコートでの試合に中国の観客が大声援を送っていたけれどあのときのペアが今日のオグシオの相手でした。


 さて、今日はちょっと変わった事で、米原方面への配達の帰りに、米原市入江(エクシブの近く)にある琵琶湖干拓資料館にちょっと立ち寄って見ました。資料館と言っても干拓事務所の2階に展示してあるだけで、めったに見にこられません。だから、見学に入ったときは冷房も入ってないので汗がだらだら出てきました。


 干拓の様子などの写真があるのかと思ったら、干拓工事の最中に出土した遺跡などが多く展示されていました。滋賀県のこの辺りは昔、海運が栄えたところでもありますし非常に貴重なものが埋まっているようです。


 私はもう20年くらい、この辺りはよく通っているのですが、先日も記述した、亡き父がよく話していた戦時中の干拓、どうだったのかなとふと思って覗いて見ました。残念ながらそういった戦時中の干拓作業の写真などはまったくないとの事でした。唯一、干拓工事計画の図面があり、それに学徒動員で駆り出された延べ人数などが隅の方にかかれていました。


 学徒動員の学校は彦根中(現・彦根東高校)虎姫中(現・虎姫高校)長浜農(農高)、岐阜師範など。昭和19年、戦争で食糧も乏しくなった頃に各地で行われた干拓の一つがこの入江の干拓です。300日弱で延べ何万人だったかな、毎日勉強せずに作業をしていたんですね。


 少し期待はずれでしたが、この資料コーナーの部屋に誰もいなかったからでしょうか貴重な写真の中から、干拓にいそしむ人々の音が聞こえるようでした。(しかし、大変暑かった。)


 皆さんも湖岸を走ってあのあたりを通る事があれば、少し思い出してあげてください。

 

 

88年振り

テーマ:ブログ
 オリンピック北島の連続金メダルのニュースがあり、水泳での日本選手の連覇は76年振りだとか。オリンピックの陰に隠れていますが本日の高校野球で神奈川の慶応が勝ちました。これも88年振りの2勝ということで、まあ、長くあいたなーと思います。
 
 とはいえ、今年で90回を迎え、戦争などの中断期間を含めて100年近い甲子園大会の歴史の中、3000校あまりの全国の高校の中でまだ甲子園出場経験のない学校は7割以上あるようです。湖北を見ても春夏両方出場しているのは伊香(春2回、夏3回)と長浜北(春夏1回ずつ)、夏のみ出ているのは長浜(1回)、あとのわが母校・虎姫、長浜北星、長浜農、伊吹、米原の5校は出場経験がありません。
 

 最近滋賀県も強くなりましたが、湖北の学校で甲子園で勝った事のあるのは1984年夏の長浜のみです。そのときの長浜はくじ運が悪いと言うか、1回戦でその年の選抜ベスト4で優勝した岩倉に惜敗した岩手県の大船渡高校でした。劣勢が予想されましたが4-3で勝利。2回戦はまた同じくベスト4で桑田・清原のPLに惜敗した宮崎県の都城。私はくしくも宮崎の友人と見に行きましたが、熱戦の末敗れました。もし、勝っていれば次はPL、つまり選抜ベスト4とすべてやる(岩倉は予選敗退)事になっていました。

 
 滋賀県は昔は弱くて、特に夏の大会は京都や福井と代表を争って、殆ど甲子園に出られませんでした。福井には1度も勝てず、京都には八日市、守山、比叡山、膳所が勝ちましたが、いざ甲子園に行けば慣れない場所に行くから緊張して力を出し切れずに負け。5回ごとの記念大会は1県1代表で滋賀県で優勝すれば出られました。長浜北高はそのときに出たのですが緊張し過ぎてエラーが続出、秋田の能代に大敗しています。なにしろ滋賀県勢は、後に比叡山が勝つまで7校が出場したのですが9試合で総得点4、1試合2点以上取った事がなかったのです。


 私が高校2年のときの春は群馬の前橋に比叡山が完全試合(スコアは0-1)、夏は同じく群馬の桐生に膳所が0-18、1内野安打(エラーの記録でもおかしくない)2塁も踏めずで大敗しました。


 3年生の夏は比叡山が決勝で私の同級生たちがいる長浜北高を破って甲子園へ、そのときの比叡山は出るのは当たり前で、胴上げなしだったそうです。甲子園では北海道の釧路工業に12-3の大勝で10試合目にして初勝利、スポーツ新聞は1面トップでした。その後、因縁の群馬の前橋工業に完勝してベスト8まで行きました。(その時のわが母校も滋賀大会では初のベスト8)ちなみに滋賀県勢の初勝利は春も昭和34年に八幡商業が北海道の苫小牧東にと春夏とも北海道からです。


 あれから来年はちょうど30年、早いものですね。甲子園で滋賀県勢が初優勝するのと、わが母校・虎姫が甲子園へ初めて行くのはどちらが早いのだろう。

ごろごろさんコワーイ

テーマ:ブログ
 今日はあまり聴いたり見たりしませんが、昨日までよく稲光を見ておりました。本当に今年はゲリラ豪雨と雷雨が多いですね。空もスカーッとは晴れずになんか薄雲がかかり、中国がオリンピックのためにミサイルを撃ち過ぎたのかいなと思うほどです。

 さて、もう3週間以上も前の事になりますが、1時間に80ミリ以上の雨が、長浜市内に降りまして、たくさんの家や店が床上、床下浸水しました。大通寺の表参道のあたりは米川からあふれた水で本当にひどい事になりました。大切な曳山も水につかったようです。私どもの店もつかり、開店を少し遅らせました。私どものあたりは排水溝の能力を上回る雨が降ったため雨水が流れていかずあふれてしまったからです。もしもう少し雨が降り続け米川からあふれたら川の泥水でもっとひどい事になっていました。

 これは、長浜市のハザードマップとはまったく違う洪水の形となったようです。普通上流から流れる水が下流に集中して洪水になるのですが、今回は市内中心部に集中し能力が追いつかず洪水になったということだそうです。

 先日の開会式の途中には、滋賀県全域に竜巻注意報が出るなど考えられない事の多い、今年の滋賀県の気象。落雷で配電盤や水中ポンプのモーターが壊れたと言う人がたくさんいます。

 小さい頃「雷さんがごろごろなるとおへそをとられるぞ。」なんて言っていたけど、今年は腹巻しないとあかんかもしれません。また、昔から言う怖いものの代表は「地震・雷・火事・オヤジ」これらには細心の注意を払うことが大切なのかな。とうぜんオヤジにもね

北京オリンピック始まりました。

テーマ:ブログ
 北京オリンピック始まりました。開会式は、すごく長~い。中国4000年の歴史と13億の世界最大の人口を見せ付けた開会式でした。今思い出したんですが、古代文明発祥の地(エジプト、メソポタミア、インダス、黄河)では初めてのオリンピックなんですね。中国の4大発明(紙、羅針盤、火薬、印刷機)も紹介され改めて中国の偉大さを感じました。願わくば今回紹介された孔子の思想のよい所を政治家が学んで実行して欲しい。「友あり、遠方より来る、また愉しからずや」久しぶりにいいことばを聴きました。

 女子重量挙げの三宅や男子柔道の平岡は残念でした。女子柔道の谷に期待しましょう。彼女には金メダル取る取らないに係らず、本当に国民栄誉賞さしあげてもいいですね。(シドニーでは高橋尚子が国民栄誉賞、谷(当時・田村)は総理大臣金杯でした)

 この暑い夏休み、またお盆という絶好の?時期にオリンピックを開催してくれたというもの(普通、秋だろう)どんな事が起こるかわからないけれど17日間、楽しみましょう。
<<最初    <前    211  |  212  |  213  |  214  |  215    次>    最後>>

記事テーマ一覧

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2015/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
13位 / 1569人中 up
ジャンルランキング
10位 / 816人中 up
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

ぱんやさん

長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

ホームページ

お気に入りブログ

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧