人生の美学

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 また、朝青龍が問題を起こしたそうで、あれは親方が悪いんでしょうね。大相撲は部屋を変わる訳には行かないので、親方と横綱にとって本当に不幸です。貴乃花親方ならもう少ししっかりいえたと思うのですが。ガッツポーズは悪いとは思いませんが、もっといい美学を教えれば横綱もわかると思います。モンゴル相撲ではガッツポーズのような勝利の舞がありますから、それから考えると、敗者に対する礼の美しさの振舞いはわからないかもしれません。

 

 ちなみに、学生時代、強い先輩に相撲で勝って、大喜びしたら先輩にしかられました。「先輩のような強い方に勝てて嬉しいであります。」と言って、先輩を持ち上げたつもりでした。しかし、よく考えたら、もし自分が心底から尊敬する先輩であれば、そんなことはしなかったと思います。

 むかし、曙がハワイの先輩である大関小錦をよりきりで破りました。小錦は大関陥落が決定しました。曙は勝負がついてお互いが離れた時に、小錦に向かって礼をしました。これが美しさだと思います。 

 

 

本日の中日新聞のコラムで、大阪の橋下知事が体力テストの公開で「勉強のできない子は体力があるもの、両方ともだめなら・・・。」の発言について公共広告機構のCMのことばで比較をすることが無意味とはいわないまでも、それに行きすぎるのはよくないの事が載っていました。

 

 スポーツにしても勉強にしても、一番以外は意味がないと言う風潮があるようです。確かにそう思うから一生懸命努力をするし、見ていても興奮し感動すると思います。しかし、度が過ぎると殺伐としたなんともならない社会を生み出しているのが今の社会ではないでしょうか。

 敗者の開き直りの恐ろしさは、各種報道のとおりです。

 

 教育では美学についてもっと教えて欲しいものです。

 

 

 

 

 

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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