稽古納めとクリスマスマーケット
本日、少し遅くなったのですが、虎姫の柔道教室(虎道館)を見に行きました。昨年稽古のお手伝いを少しさせていただくつもりが春先になかなか行けず、夏場に足の怪我などでズーっ行けずでした。本当の稽古納めは27日に行われるのですが(28日の中日新聞には載ると思いますよ)、午前中に行われるため私は行けません。今日が年内に行ける最後だと思って先生に挨拶に行って来ました。
師範役のK先生はもう還暦ですが非常に元気で世界マスターズ柔道でよく金メダルを取っておられます。指導力もあり、先日の嘉納杯国際柔道の女子62キロ級3位のT選手はそこの出身ですし、中学生の全国大会へも出場者が出ています。稽古終了後、お話ししていたのですが、やはり、子供たちに礼儀作法などをしっかり教えておられるので非常に気持ちのいい稽古風景でした。お話しの中で先日NHK教育で古賀稔彦選手(バルセロナ71キロ級金メダリスト)のお子さんが小学生柔道の大会に出ていましてお父さんの古賀選手が指導している風景が出ていました。K先生はそれについて「やはり一流選手はポイントをしっかり上手に教える。非常に勉強になった。」とおっしゃっていました。K先生は指導者としては古賀選手よりはるかにベテラン。しかし、その謙虚で前向きな姿勢には頭が下がりました。
帰ったきたら、クリスマスマーケット。本当にきれいな街並になっていました。当店の前に、青年会議所のメンバーが玉燈(ぎょくとう)を並べてアンパンマンを作ってくれていました。写真がなくて残念ですが、明日もありますので来て見てください。アロマ大使さんのブログにありますが本当にきれいです。
青年会議所のメンバーも本当によくやってくれています。某国の総理大臣は日本青年会議所の元会頭ですが報道によると「金持ちで毎日ホテルで飲んでいる。」とあり、長浜の青年会議所もそう思われている方がおられるかもしれません。確かに某首相ほどではなくてもお金持ちはいます。都会のメンバーはリムジンに乗るものもいますが、殆どは、ふるさとが好きで、このまちが好きで、人との交わる活動が大好きな一生懸命な若者(40歳以下)の集まりです。そして、まちづくり活動などを通じて青年経済人として成長し、友情を深めようという前向きなメンバーばかりです。とにかく、まちづくりに一生懸命な人々。その活動を一度見に来て上げてほしいと思います。
歳末の訃報
昨日、店を閉めて勘定などをしていたところ妻が「Tさん亡くならーたんやな。」とS夕刊を持ってきて言いました。確かに年齢は亡父と同じですから体にいくつか不調はあったようですが、あまりにも急な話しでビックリしました。
Tさんは亡父と国民学校・旧制虎姫中学(現・虎姫高校)で同級生の自転車屋さんです。3年前の夏、父が亡くなった日、どこからか、話しを聞きつけたTさんは私どもの店の前まで来られたそうです。ちょうど5時過ぎ。うちは普段は6時まであけています。(実際その日も最後まで開けていました)逆に向かいの父の実家に当たるKはいつも通りの5時閉店でシャッターが降りていました。Tさんは変な話し、安心?(伯父に悪いんですけどね)して帰られたというほど、父と懇意にしていただいていました。
本日、お通夜に行ってきました。喪主の長男さんは、しっかり挨拶できるようにと原稿を用意して挨拶されましたが、途中、こみあげてきて何度も詰まられました。私も涙が出てきました。(本当に弱い涙腺です)
Tさんは今は少なくなった自転車屋さんです。息子さんの挨拶の中にもありましたが、私が子供の頃は、長浜各地の自転車屋さんがサイクリング協会を作られ、よく、サイクリングの催しをされました。自転車で近江高山へ行き、お寺で泊まることもされた事があります。のちに名越にサイクリングターミナルができたのは、そういった人達の活動が影響したのかもしれません。
松男さんが今日のブログに書かれていますように、長浜市も夏休みが1週間短くなり、寒冷地のように2学期が早く始まるようになります。思い出しましたが、私が小学校へ入学時は夏休み開始はは7月25日でした。3年か4年の時に今の21日からになったと思います。
夏休みに大人たちが子供のために何か青少年育成事業。青年会議所のような団体がやられるのは多いのですが、自分たちの仕事を通じた活動は少なくなってきているように思います。そういった意味でTさんは地道で目立たないけれど当時の子供である私達には素晴らしいものを残されていた気がします。ある意味、非常に尊いことだと思います。息子さんが先生をされたのは、そういうことがあったのかもしれませんね。
最後にTさんのご冥福をお祈りいたします。Tさん明日の葬式のあと親父や先に逝ったお友達とあの世で一緒に酒を飲んでください。
今年最後の給食製造
明日の長浜市(旧長浜市のみ)の給食のパンを製造し、今年の給食の製造を終えました。最後はフンパツされたのかな「クッキーパン」です。
ちょっと右側が暗くなってしまいましたね。味付けコッペにクッキーの流し生地を絞ったパンです。これも先日のチョコチップココアパンと並ぶ人気メニューです。
11月に1回ありましたが、今月も最後に来ました。
本日、来社の人もこれを見ていつものことば「最近の給食はこんなパンが出るんですね。」
給食は栄養士さんが子供の健康を考えて、あえて、あまり美味しくない配合になっています。それでも残したら意味がないので色々なメニューを考えて提案して行かなければなりません。先日のチョコチップココアは違うパン屋さんですがこれは当社が提案したものです。
市販パンと違って美味しいのが前提ではなく、体作りに貢献するパンでなくてはいけません。しかし、愉しさがないといけない。「愉しい給食のお手伝い」
永遠のテーマでしょうね。
明日健康診断
明日、曳山博物館で商店街連盟会員対象の健康診断があります。これは、3年前、当時大手門通り商店街で私が事業担当をしていました。社員の健康診断が義務付けられていますが小さな店で健診バスを呼んで行うのは不可能であります。それで「商店街で行ったらバスを呼んでできるがな。」と思って開始しました。3回目の昨年、他の商店街にも呼びかけたところ何名か受診され好評だったそうで、それなら今年から連盟主催でとなったようです。
なぜ。12月にするかというと検診会社もこの時期は受診団体が少ない事から2月までは料金が安いからなのです。ただ、忘年会の季節ですのでそれがちょっと難しいのですが。
ちょうど3年前に大手門通り商店街の総会の事業計画で発表したのですが、恐らく当時の会員は開催されるまで誰もおぼえておられなかったと思います。そのころ、ちょうど私の父が急死した事もあり年に1回、検診の必要性が痛感されました。それ以来行われて、今では年間行事につもりしておられる会員さんもおられます。
今年は時間帯が午前中ということで受診しにくいのですが私の体は、私だけのものでないので、しっかり見てもらおうと思っております。
個人も法人も、最低年に1回は、検診する必要があります。はっきりいって、「たけしの怖い話し」ではないですが、必ず病気が発見できるとは限りません。現に父も、わずか1週間前の検査で見つけられませんでした。しかしそれはそれで、結果を見て、自分なりに分析、方針を立てないと、本当に「とんでもないことになりますよ。」でしょうね。
望年会と胴上げ
昨日、大手門通り商店街の望年(忘年)例会がありました。字が間違っているといわれる方もおられるかもしれません。実はある団体で忘年会をもじって翌年によりよい展望を抱く事から「望む年」に書いておられる事もあり、私もよいこと悪いことを忘れて新たな気持ちで来年を迎えて良くなって行きたいという思いから、この名称で案内を配りました。(一応こういう役割なのです)
例会は料理も美味しく、愉しいいい会で終わりました。各地の忘年会もそろそろ終了。クリスマスが近づいてきます。本日よりまちなかでは「長浜クリスマスマーケット2008」が始まりました。きれいですよ、一度まちなかにお越し下さい。
さて、本日、草津でおこった「胴上げで落下、死亡、遺族が同僚3名を告訴」の記事が出ていました。忘年会に限らず、送別会などは宴会のあと胴上げがよくあります。また、曳山祭りでも当店のある山組は裸参りの時に三役と役者を激励のため胴上げします。
しかし、胴上げは非常に危険な面がある事を忘れてはいけません。スポーツで優勝すると監督などを胴上げします。あれはまだ酒が入っていないのでまだしも、宴会のときは気が緩んでいますから当事者を上げたあと、つい受けるのにミスして落としてしまうということになります。上げられたものは体が浮いていますので落ちてくるまではもうなんとも仕様がありません。頭は重いので下になったらもう最悪です。
私はある送別会で2人ほど胴上げで送られるときにミスして落ちてしまった瞬間を見た事があります。そのうちの一人は腰を骨折してしまったそうです。それはそうです2メートル弱の高さから一応何人かの人で衝撃が緩んでも落ちたときは大きくドスンという音がしました。それで翌年から胴上げ禁止となりました。
酒を飲んでの宴会は愉しいし、いい事だと思いますが、「酒を飲んでも飲まれるな」といいます。最近よく酒に飲まれて飲酒運転をしたり宴会で倒れたりするニュースが多くなりました。昔はあまり報道されなかっただけかもしれませんが変な話、飲酒運転をするとしても危険な運転をするまで飲まなかった、危険になりそうだったら運転しなかったというくらいまだ分別がありました。(もちろんそんなことをしては今も昔もいけません。)
コンピューター社会になり、目の前におこる事が早すぎて、つい抑えておくべき事・分別する事に対して脳の処理能力がついていけないのかもしれません。これから忘年会のあと新年会、3月4月の歓送迎会など愉しい事が続きますが、今一度落ち着いた行動ができるようにしたいものです。