望年会と胴上げ
昨日、大手門通り商店街の望年(忘年)例会がありました。字が間違っているといわれる方もおられるかもしれません。実はある団体で忘年会をもじって翌年によりよい展望を抱く事から「望む年」に書いておられる事もあり、私もよいこと悪いことを忘れて新たな気持ちで来年を迎えて良くなって行きたいという思いから、この名称で案内を配りました。(一応こういう役割なのです)
例会は料理も美味しく、愉しいいい会で終わりました。各地の忘年会もそろそろ終了。クリスマスが近づいてきます。本日よりまちなかでは「長浜クリスマスマーケット2008」が始まりました。きれいですよ、一度まちなかにお越し下さい。
さて、本日、草津でおこった「胴上げで落下、死亡、遺族が同僚3名を告訴」の記事が出ていました。忘年会に限らず、送別会などは宴会のあと胴上げがよくあります。また、曳山祭りでも当店のある山組は裸参りの時に三役と役者を激励のため胴上げします。
しかし、胴上げは非常に危険な面がある事を忘れてはいけません。スポーツで優勝すると監督などを胴上げします。あれはまだ酒が入っていないのでまだしも、宴会のときは気が緩んでいますから当事者を上げたあと、つい受けるのにミスして落としてしまうということになります。上げられたものは体が浮いていますので落ちてくるまではもうなんとも仕様がありません。頭は重いので下になったらもう最悪です。
私はある送別会で2人ほど胴上げで送られるときにミスして落ちてしまった瞬間を見た事があります。そのうちの一人は腰を骨折してしまったそうです。それはそうです2メートル弱の高さから一応何人かの人で衝撃が緩んでも落ちたときは大きくドスンという音がしました。それで翌年から胴上げ禁止となりました。
酒を飲んでの宴会は愉しいし、いい事だと思いますが、「酒を飲んでも飲まれるな」といいます。最近よく酒に飲まれて飲酒運転をしたり宴会で倒れたりするニュースが多くなりました。昔はあまり報道されなかっただけかもしれませんが変な話、飲酒運転をするとしても危険な運転をするまで飲まなかった、危険になりそうだったら運転しなかったというくらいまだ分別がありました。(もちろんそんなことをしては今も昔もいけません。)
コンピューター社会になり、目の前におこる事が早すぎて、つい抑えておくべき事・分別する事に対して脳の処理能力がついていけないのかもしれません。これから忘年会のあと新年会、3月4月の歓送迎会など愉しい事が続きますが、今一度落ち着いた行動ができるようにしたいものです。