怯んだ?
昨日(17日)夜、尖閣諸島の魚釣島に上陸し逮捕された香港の活動家14人全員が送還、退去しました(待っていたのは熱烈なる宴です)。
尖閣諸島を抱える石垣市の中山市長は、「強制送還で良いのか率直に言って疑問だ。事件を早く終わらせたいという意志があったのであろうか」と疑問を呈し、「地元の漁民が安心して行けない状況になるのは絶対に許されない」と語っています。
野田首相は平成16年3月に中国人が尖閣に上陸した際小泉首相の対応について次のように批判しました。
「国境に関しての干渉には国威をかけて対応すべきだ。反論すら出ないと思われた瞬間、なめられる」と。
小泉首相は強制送還の後記者会見で、自らの政治判断を説明し責任を果たしました。しかし野田首相は、今日までのところ国民になんの説明もしていません。
外交問題はほとんど丸投げで、その姿はまるで怯んだレスラー(格闘技好きの野田首相はジャンボ鶴田を最強のレスラーと語っていますが、その通りです。但しジャンボ鶴田は相手が強ければ強いほど力を発揮したレスラーでした)の姿です。
今や日本国の(民主党の)政治は、国民の命と財産そして名誉を守ることを忘れ、ただ政争に明け暮れる日々です。その隙をついて中国、ロシア、韓国が領土乗っ取りに掛かっていることを思うと悲しいかぎりです。次の選挙は・・・・。