ドロー?
今朝(1日)の報道では、ロンドン五輪の日本女子サッカーは1次予選で南アフリカに0-0で引き分け、ブロック2位で決勝トーナメントに出場が決まったたとありました。
昼に4チャンネルの「ひるおび」を見ていると、監督は、決勝トーナメントの組み合わせと試合会場を考えて試合の途中からドローに持ち込むよう選手に指示をしたと報道していました。私はゲームを見ていませんでしたが、後半からディフェンスラインで時間稼ぎのパスが増えたようです。
私は30年近く全国大会の頂点を目指してこの様な戦いをしてきましたから、監督の気持ちを理解できないでもありませんが、指導者として?を付けないわけにはまいりません。
特に国際試合では、相手をリスペクトすればこそ如何なる相手にも全力で戦うのです。だからこそ、見る人に感動を与えるのです。これこそが真のスポーツであるはずです。
日本から応援に駆けつけた人や夜遅くテレビ観戦して応援する人達は勿論、南アフリカの監督、選手がこの事実を知ればどのように思うことでしょう?さらには、ブロック1位のチームも決して良い感情を持つことはないと思います。
五輪の精神は何処かに行き、なんでも有りで勝利至上に走るスポーツが果たして青少年に好ましい影響を与えるのでしょうか?相撲界の八百長が問題になりましたが、今回の行為はそれと大差がないようにすら考えてしまいます。
私には、指導者としてやってはならないことをやってしまったように思えてなりません。