崩壊の一途
今日(30日)の消費増税に係わる、野田首相と小沢会談は予定通り合意に至らず物別れだったようです。首相の「合う以上は乾坤一擲だ」は一体何だったのでしょう?結局引き延ばし作戦にはまることになりそうです。
消費増税の前にやるべき国会議員の定数削減はいっこうに進んでいません。勿論、最優先でやるべき東日本大震災後の復旧・復興はまったく進んでいません。
今日の報道にもあるように農水省の機密文書が外部に漏れたと言われる中国1等書記官のスパイ問題。親中政権の民主党であればさもありなんでは?
こんな時に、大型連休中に訪中した横路衆院議長らが中国側要人に「日本は議員外交が少ないですね」と嫌みを言われたことがきっかけで、衆院の海外派遣に使える旅費が今年度の4,5倍に当たる20億円を要求しようとしています。
中国に行っても尖閣諸島沖での中国の挑発や国防問題には一言も触れず、韓国に行っても竹島や慰安婦問題には一言も触れない外交にどうして国民の血税を用立てる必要があるのでしょう?
国会議員の公費外遊は、飛行機はビジネスクラス以上、ホテルは各都市の超一流。国民に消費増税を強いる一方で、自らは贅沢三昧の外遊では国民は納得しません。
小沢が言う「税負担の前にやることがある」とは、不可能な民主党マニフェストの実行ではなく、大がかりな政治改革だと思うのですが?
民主党政権の姿勢は国民の無力感と政治離れを誘うだけでなく、日本国が崩壊の一途を辿るように思えてなりません。 大阪維新の会や石原新党に期待する国民の思いは当然です。 (一部「産経抄」より引用)