蚊帳の外
今日(3日)の産経新聞を見ていると、「日本は『蚊帳の外』通商また韓国と差」の見出しが飛び込んできました。抜粋して記します。
“中国と韓国は2日、自由貿易協定(FTA)の締結交渉を始めることで合意した。韓国は昨年来、欧州連合、米国とのFTAを発行させており、中国とのFTAが実現すれば世界の3大市場で自由貿易が可能になる。
一方、日中韓3カ国のFTAを目指していた日本は「蚊帳の外」に置かれた格好。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加も遅れており、通商戦略で韓国に大きく差を付けられた。
・・。韓国は輸出全体の60%が原則無関税の自由貿易圏向けとなり、国際競争力の大幅な向上が見込める。自動車、電機などの輸出で韓国と競合する日本にとっては「計り知れない打撃」となりそうだ。
日本は農産物の関税撤廃などをめぐる意見集約が進まず、EU,米国との経済連携協定(EPA)では交渉にも入れない状況。
TPPでも、先月末の日米首脳会談で野田佳彦首相が交渉参加表明を見送っており、自由貿易圏つくりで韓国に大きく後れを取っている。”
政権交代以来3年、誰が原因か?常に国民不在の政局が優先されています。結果、大震災後の東北の復興は遅れに遅れ、外交はまったく進展しません。断言できることは、良くなったことは何一つ無いことです。
そして気が付けば、日本国は世界市場から取り残されようとしているのです。これでは日本の産業界は韓国をはじめ海外に出ざるを得ないでしょう。そうなれば国内産業は益々空洞化します。政府はこれを良とするのか?本当にいい加減にしてもらいたい!
私は怒怒怒・・・です。