頑張れ日本!Ⅱ
今日(27日)オリンピック最終予選の最終日でした。対戦相手は長身でヨーロッパチャンピオンのセルビアでした。前回の国際試合ではストレートで負けています。
この試合、日本は2セット取れば五輪出場が決まることは分かっていたとはいえ、負ければセルビアも五輪出場が決まるのです。セルビアが五輪に出場して当たれば今日以上に勝つことは難しいでしょう。
今日最大のミスは、日本が第1セットと3セットを取った後、場内放送で「これで五輪出場が決まった」と放送したことです。これでは選手も応援席も勝利に向けて張っていた弦が切れてしまいます。
第4セットは当然メンバーを替えて望むと思っていると、3セットまでと同じメンバーでした。しかも使ったことのないクイックを使い見事にブロックされていました。さらに、サーブや繋ぎでもろさを露呈しました。
ここに、日本チームのメンタル面の未熟さを感じました。先にも記しましたようにここでセルビアを叩いておかないと五輪で苦しむことになるのです。その当たりの甘さを感じた今日のゲームでした。
試合後、監督はサーブやサーブカットのさらなる強化を語っていましたが、昨日・今日のゲームを見てセンター線のブロックとクイックの強化が最優先のように感じました。
残された日数は少ないのですが、現在よりも2割以上の強化を目指して練習に励み是非とも五輪でのメダル獲得をして頂きたいと念じています。
頑張れ日本!