友だち作戦
国内では東北3県への支援の輪が大きく広がっています。政府は福島原発にほとんどかかりっきりですがテレビや新聞は連日被災地と原発の様子を日夜大きく報道しています。
そんな毎日の中で気になることがあります。それは一部のマスコミを除いて米軍の支援の様子が報道されないことです。特に国民放送であるNHKがいけません。
米軍は空母「ロナルド・レーガン」を中心に艦船19隻を三陸沖と秋田沖に停泊させて18,000人の米軍人が救出と支援に関わっています。その名は「友だち作戦」です。
特に注目することは津波で壊滅状態であった仙台空港を16日、パラシュートで空挺隊員と装甲車ハンビーを松島町上空から空中投下。その後自衛隊員と共に瓦礫の撤去に当たり3時間で1500㍍の滑走路が完成したといいます。これによって空からの物資の輸送が容易になりました。
一方放射能汚染を回避しながら、戦地同様の思い切った作戦を米軍は展開しています。原発事故では、放射能被害管理の専門部隊450人を派遣する準備に入ったとも報道されています。
米政府は自衛隊と連携して持てる力を日本国救済のために注いでいるというのに、何故各メディアが取り上げないのか疑問でなりません。
こうした詳細を私が知ったのは昨日の産経と今日の読売です。朝日や毎日はどうだったのでしょう?テレビでは8チャンネルのアンカーだけのように思います。