民度

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今日(16日)天皇陛下より未曾有の震災に対して国民に向けてお言葉がありました。その末尾は次のようでした。

 

“・・・。この深い悲しみの中で日本人が取り乱すことなく助け合い秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも皆が相携え、いたわり合って、この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っている”

 

陛下も仰るように、海外のメディアは日本人の民度(市民や社会の成熟度?)の高さに驚愕しているようです。

 

米国では、被災者の忍耐強さと秩序だった様子に驚きと称賛の声が上がっています。「なぜ日本では略奪が起きないのか」等、米メディアは相次いで議論の的に上がっているようです。

 

米国民はそのことについて、「敬意と品格に基づく文化だから」「愛国的な誇り」との分析や、「自立のチャンスを最大限に活用する人々で、進んで助けたくなる」とのエールも寄せているとのことです。

 

中国メディア広州日報では「日本人は大地震という生死にかかわる時でさえ、公共秩序を守り、集団の利益を優先している」と表しています。

 

さらに、「皆と同じように力を合わせ、困難を克服し、物事を効率よく行う。日本では奪い合いなどの事件は起こらないと言っても過言ではない」と評価しています。

 

今回の震災における各国の日本人への評価は高いようですが、日本人にしてみればしごく当然のことだと思います。それは、日本人の血に流れる仏教の教えと儒教の精神だと思います。

 

それは、「生かされて生きている」ことへの感謝の思いと、「他人には迷惑をかけない」と言う日本人の日頃の心がけだと思います。

 

ただ、今日夕刻の報道では、被災地の被災家屋で引き出しが開けられ大切な書類?が他人によって持ち出されていたとありました。真実だとすれば悲しいことです。

 

 

 

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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