左傾国家?
今日(24日)の産経新聞の報道によりますと、“自衛隊での民間人による政治批判を封じる事務次官通達問題に続き、「自衛隊情報保全隊」の不当調査が明らかになった”とありました。
YAHOO!ニュースに同じ内容の記事がありましたので、要点を記します。
“北沢俊美防衛省直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していることが23日分かった。
複数の防衛省・自衛隊幹部が明らかにした。本来任務とは乖離した不当調査の疑いがあり、憲法で保障された思想・信条の自由を侵害する監視活動との指摘も出ている。
・・。監視目的は現職自衛官の参加の有無を確認し、参加している場合は氏名も特定する。佐藤、田母神両氏の発言内容もチェックし、報告書の形でまとめ、提出させている。
・・。保全隊は陸海空3自衛隊の統合部隊で、監視実態が発覚しないよう、空自衛隊の参加が想定される田母神氏の講演には隊員同士の面識がない陸自の保全隊員を派遣することもあるという。
・・。佐藤氏は、「・・。自衛隊員は国家に忠誠を尽くすことを求められているが、政党や政治家の私兵ではない」と指摘している。”
(去るH10.10.16は中江防衛政務次官名で、防衛省や自衛隊幹部に対して関連施設で行事を催す場合政治的発言をする者を呼ばないように通達を出しました。さらにH10.12.19には防衛省政務3役が「中国を刺激するような演習は控えろ」と言ったとのことです。)
こうした政府の状況を見ていますと、いよいよ日本国38,則ち左傾国に舵を切ろうとしているように思われてなりません。やがて、中国や北朝鮮のように言論の封殺や言論統制・情報統制、さらに密告社会に向かっていくのではないでしょうか。恐ろしい限りです。
仏滅内閣・ご臨終内閣と揶揄する人もいますが、一刻も早い真正保守の政権実現を望みたいと思うのは私だけでしょうか?