水戦争
専門家によると「中国の水危機は中国だけではなく世界の安定と繁栄を脅かす」と言われています。
私は数年前に中国観光(新彊ウイグル地区)に2度行きました。その時感じたことは水が如何にも不足していることです。私は近未来の最大の資源は水であり、それを求めての争いが起こるだろうと以前から想定しています。
現在中国では地下水・河川の90%が汚染され、湖沼の75%が汚染されているといいます。水質汚染の広がりのため毎日7億人の人がそれを飲料水として飲んでいます。結果、水が原因の病気により、驚異的な数の早死者が出ている(中国政府は伏せていますが)と言われています。
そうした状況の中、中国バブルで成金になった人達が日本の森林を買収しています。それは日本全土に及んでいます。北海道では林野庁が掌握しているだけで400㌶(東京ドーム90個分)以上といいます。
買収の目的は明確ではありませんが、地下水ではないかと思われます。資源の先買いは中国の常套手段ですから。
こうした状況を考えたとき、長浜市は近畿1,400万人の水瓶とその源流を抱えた町です。その森林は長浜市の約7割(37,300K㎡)を占めているのです。最も買収が盛んに進んでいたニセコ町では町議会において買収を制限する条例が可決されたと言います。
政府も次の通常国会で外国人や外国法人による土地買収を規制する法整備を進めようとしていますが、長浜市においても何らかの手を打つ必要を感じています。