互礼会で!
今日(5日)の新聞に昨日行われた「関西政財界 新年互礼会」での様子が記されていました。
その中で、“大商の佐藤茂雄会頭は互礼会の冒頭の挨拶において「今年の年賀状には『この国は大丈夫か』と書かれていることが多かった」と触れた。さらに記者団には「肝心の政策実行のスピードが遅い。民主党政権がこの1年持つかどうか分からない」と厳しい見方を示した”とありました。
折しも今年は安保体制60年という節目の年です。しかし政府には何らの動きも感じられません。昨日の産経新聞「主張」の内容を抜粋して記します。
“今年は日米安全保障条約調印に基づく日米安保体制の発足から60年に当たる。にもかかわらず、これを祝うどころかこの一年に日本の安全保障環境は劇的に悪化した。尖閣諸島・北方領土・朝鮮半島などで日本の政治・外交を揺るがす事件が相次ぎ、年が明けても解決は見えない。
背後にあるのは、民主党政権下で日米同盟の空洞化が進み、国民の平和と繁栄を支える安保体制の弱体化が誰の目にも明らかになりつつある寒々とした現実だ。
・・・・。過去の「一国平和主義」から目覚め、自らを守る意志と能力を備えた上で、日本が米国と共同して防衛する体制を固めなければ、日本の平和と繁栄は成り立たない。
そのためには、・・現行安保条約の規定を見直し、日米が完全に対等な「双務性」「相互性」を実現して「普通の同盟国」として共に行動できるようにする必要がある。
・・・・。集団的自衛権の行使、非核三原則の見直し、安保条約再改訂は、日米同盟を立て直して新たな出発とするために不可欠な三本柱といえよう。政権を超えて是が非でも達成する必要がある。・・・・。”
会頭の下に寄せられた「この国大丈夫なのか」の答はここにあるように思うのです。何故なら、国の安全が保たれていない中で安心して仕事が出来ようはずがないからです。
中国が航空母艦とステルスを完成したといわれる今日、一刻の猶予もないと思うのです。この問題に取り組むことが出来れば私は民主党を応援したいと思っています。