政治とカネ

テーマ:政治・経済

今日(10日)9:00より出初め式が臨湖を中心に行われました。私は体調不良のために欠席させて頂きました。

 

時間が経つのが惜しく、年末に買っておいた「政治とカネ」(海部俊樹著)を読みました。これには政界の裏話が記されています。その一部を2~3回に分けて?記します。

 

“政治が利益誘導本意では、いかにも寂しすぎるではないか。田中角栄氏には、演説上手、人並み外れた記憶力の他に、先を見通す力や人情味があった。しかも、やたらと仕事が早かった。「よっしゃ!」と引き受けたことは、ブルトーザーのごとき勢いでがんがん処理した。それに、問題が起きたとき、どうしたら収まるか、解決方法をひねり出すのも天才的だった。

 

・・。田中派には、五箇条といわれる縛りがあり、親分が黒といえば白でも黒になるという、ギャングもかくやの掟がまかり通っていた。「それが嫌なら出て行け!」というわけだ。しかし、出ればつぶされるのが分かり切っているから、みんな黙ってしまう。

 

何処かで聞いたような話ではないだろうか。そう、小沢一郎氏のやり方がこれとそっくりなのだ。彼は、田中氏のこの様な部分だけを踏襲してしまった。民主党幹事長時代、小沢氏は陳情を幹事長室に一本化したが、あれもかつて田中氏が用いた手法だ。

 

・・。政治家にとって、一番怖いのは選挙だ。何が何でも選挙に勝たねばならない。勝つためには街に出て一人一人説得するのが真っ当だが、それでは手間と時間がかかってしまう。

 

だから楽な方法に流れる。楽に流れれば、先立つものがいる。その先立つものを潤沢に抱え、驚くほど金離れがよく、選挙には滅法強い。竹下登氏に金丸信氏、「参院のドン」青木幹雄氏、それに小沢一郎氏を含めた「田中角栄的なる力」の源泉はここにある。”

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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