贈収賄事件
今日(27日)は25日の告示を受けて、10:00より議会運営委員会が開催され11:00より全員協議会が開かれました。
そこでは今定例会議に提出される36議案の概要説明がありました。内訳は、条例改正;3議案、補正予算;5議案、決算認定;18議案、事件議案;10議案です。
それぞれの会議の冒頭で、市長より「長浜市建設部上下水道課職員らによる簡易水道再編整備事業を巡る贈収賄事件の検挙」についてその内容説明と今後の対応の説明がありました。
内容は、平成20年3月5日、6日の両日にわたり、長浜市の上下水道課職員2名がSポンプ工業(株)の役員から便宜を図ってもらった謝礼と今後も宜しくという趣旨の下に、横浜市に於いて供与(飲食・宿泊・遊興)を受け8月26日逮捕されたことです。
市は再発防止に向けて調査委員会及び対策委員会を設置すると共に、職員には改めて
憲法15条第2項;総て公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない
ことの確認をしたとのことでした。
それにしてもお粗末なことです。気になることはこうした業者との癒着問題が今回一回切りのことなのか、以前からあったことなのかと言うことです。この点についてもしっかりと調査していただきたいと思っています。
ほとんどの市職員は市民のために骨身を惜しまず仕事をしていてくれるものと思っているのですが、こうした事件が起こると、信頼回復には時間がかかることと思います。
あわせて、既に新聞報道にもあります湖北広域行政事務センターの「業務停止処分」問題についても、真相解明に向けて徹底した調査をしていただきたいと思います。