議長選挙Ⅱ
今日(10日)10:00より臨時議会が開かれました。市長挨拶の後、早速新しい30名の議員による議長及び副議長選挙が行われました。選挙結果は以下の通りです。
議 長;投票数30票,有効投票24票、無効投票6票
議 長;北田康隆 20票 竹内達夫 4票
副議長;投票数30票、有効投票23票、無効投票7票
副議長;西川 正 20票 浅見信夫 3票
このように議長・副議長共に3分の2の票を獲得し私は安堵しています。一方、市民の付託を得た議員の無効投票にはこれでよいのかと疑問を持っています。
その後、各常任委員会において委員長・副委員長の選挙がありました。驚いたことは、私の所属する常任委員会において委員長・副委員長が選出された直後、委員長から副委員長に「辞任願」が提出されたことです。
文面は
辞任願
今般、一身上の都合により〇〇常任委員長を辞任致したく、許可されるようお願い致します。
平成22年8月10日
〇〇常任委員会副委員長 様
〇〇常任委員長
〇〇〇〇 押印
となっていました。
これは事前に準備されていたものであり、長浜市議会の議員としての責任と自覚をどの様に考えたらよいのか私は理解に苦しんでいます。
同じ会派の人に聞きますと、他の常任委員会の委員長になった人の席にも同じ用紙が置いてあったとのことです。その人は委員長に選出されたときの最初の挨拶で「私は辞任は致しません」と仰ったとのことです。
どの様な事情があったのかは分かりませんが、議員というものは私利私欲を捨てて「公益」に尽くすものであるはずです。
一部とはいえ、新たに選出された長浜市議会議員のこのような姿を見ると情けなさが先に立ってしまいます。
あの灼熱の太陽の下で戦った選挙、候補者は声をからして何を訴えていたのでしょう?その候補の支援者は何を信じていたのでしょう?そして終わってみれば・・・・。
総ての市民の皆様はこうした状況をどの様にお思いでしょう?
議長選挙
昨日(9日)10:00から私たち「プロクジュクト21」は会派間の友好や議長選挙について会議を持ちました。
友好会派については、市議会のさらなる正常化と夢あるまちづくりを目指す新会派「新しい風」との提携です。これは我々と同じ目的です。
既に代表・事務方間で話し合いをすませ、その回答を待つことになりました。16:00過ぎにお互いの議員総てが一堂に会し、満場一致で友好会派の確認をしました。総勢17名です。
次に議長選挙について話し合いを持ちました。この選挙について我々は、新長浜市の向こう4年間の議会の在り方を決める大変重要な選挙だと考えています。
お互いの会派から候補者が自薦・他薦で各1名ずつ出ることになりました。多少紆余曲折しましたが最終的に話し合いの結果K氏に決まりました。終了したのは20:00でした。
K氏は議会基本条例の制定や議員定数削減等を目標にしっかりと議会改革と運営をを推進してくれるものと期待をしています。
このことは市民も期待していることです。その期待を裏切ることのないように私たちは他の議員とも協力して推進してまいりたいと考えています。
議長選挙は今日(10日)10:00から開かれる臨時議会で決まります。そこで過半数を大きく超える得票が得られることを期待しています。