謝罪?
今朝(12日)の産経新聞トップは“菅談話で「反日」再燃”でした。内容は日韓併合100年で菅首相が発表した謝罪談話について、日中間の問題に発展するだろうとありました。
時を同じくして櫻井よしこ氏の「菅首相に申す」では、『36回・・・なぜ謝罪続ける』とありました。少し内容を記します。
“歴史に関して日本政府がどれ程謝罪を重ねてきたかを調べてみると、そのおびただしさに愕然とする。・・・実に36回に上る。・・・・。なにゆえに我が国はこれほど心からの反省を誓い続けるのかと暗澹たる思いである。
・・・・。菅、仙谷両氏は、あたかも国民の意思を代弁するかの如く、談話を発表したが、歴史についての知識や理解は恐ろしいほどに乏しく、国家観を欠落させた氏らにその資格はないだろう。
・・・。日韓の学者の中に、日清戦争も韓国併合も日本にだけ責任を負わせる人が多いのは残念で、韓国自身の責任を取り上げないのは、韓国のためにならないと、日韓の歴史研究に心血を注いだ名越氏は指摘している。
「アメリカの鏡・日本」の著者ヘレン・ミアーズ氏は、「1910年、日本が韓国を併合したのは、新皇帝が請願したからだった」と書いた。
ミアーズ氏は日韓併合について、日本は一つ一つ手続きを外交的に正しく積み上げていた。そして宣言ではなく条約で、最終的な併合を達成した、と書き、「列強の帝国建設はほとんどの場合、日本の韓国併合ほど合法的な手続きを踏んでいなかった」と記した。
・・・。仙谷氏は談話発表の直前の8月4日、こんな発言をした。「植民地支配の過酷さは、言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪うという実態もあった」
この程度なのである。韓国は長年、日本人が土地を奪った、実に全国土の4割を奪ったと教科書に記述し、教えてきた。2006年2月、この説はソウル大学教授の李榮薫氏らの研究で全面否定された。李教授はじめ一群の研究者の調査で、日本総督府が土地を奪って日本人に与えた事例は皆無だったことと、総督府は土地紛争をめぐる審査においては「公正であった」ことが発表された。
・・・。官房長官がいまだにそうした事実も知らずに発言する知識不足の内閣は、日本と日本国民にとって、不幸と災いの内閣である。韓国にとっても非建設的である。”
日本国を今後も現政権に任せていては、予期せぬ方向に行き着くことは灯を見るよりも明らかではないでしょうか?これは恐ろしいことです。