近江米
今日(25日)18:00のNHKニュースを20分頃から見ていました。滋賀県の衆議院選挙の様子や琵琶湖さらに各地の様子を伝えていました。
その中でJA今津から新米として出荷される「近江米」の様子が撮されていました。関係者と思われる人が「丹精してつくった汗の結晶ですから味わってほしい」と言った内容の話をしておられました。
天下に知られた「近江米」は滋賀県の誇りでもあります。しかし気になることを近年特に目にします。
丁度今は刈り入れ前の大切な時期で、それぞれの田んぼの様子がよく分かります。そんな田んぼを見ていると、稲より逞しく育った稗やその他の雑草と思われるものが多くの田んぼで目に付きます。
この状況を見ていると様々なことを考えさせられます。田んぼを耕作をしておられる方はこの状況を良とはしておられないはずです。
時間を割いて田んぼを見る時間がないのだと思います。また、見てくれる人がいないのだと思います。
米は日本人の主食です。今日日本は41%の食料自給率といえども、米だけは確実に自給出来るよう確保するべき最重要食料です。しかし現状を見ると、農業政策の無策を本当に感じます。
ただ今衆議院選挙まっただ中ですが、今日の日本にとって農業問題・教育問題・防衛外交問題こそが最重要問題だと思うのですが?バーゲンセールに目がくらむことがないようにしたいものです。